齢、17の侍。
始めに謝ります。
誤字、言葉足らずがあるかもしれません
想像力のある人には少しグロい?かもしれません
この世界に転生して十七年
あっしはこの世界を渡り歩いてきた。
前世は、小さな城のお抱え侍。
戦が起こり、戦場に出たものの
相手は数万の軍勢
対するは数千
負け戦だった。
そこで討たれたあっしは気がつけばこの世界へと生まれ変わっていた。
此方では人と人の戦は少なく。
変わりに魔物と呼ばれる化物が人を襲っていた。
初めて、魔物と戦ったのは7才の頃
幼なじみと森に出掛けた時だった。
「ぐあっ?!」
幼なじみは‥…
あっしをかばって魔物に斬りつけられた。
飛び出る鮮血。
苦痛の表情。
そこで前世の記憶とギフトと呼ばれるスキルを手に入れた。
『妖刀ー無名ー』
それを使い魔物を斬り捨て
幼なじみを村へと運ぶ。
しかし助からなかった。
傷は深く、村につくときには行きも絶え絶えで
「俺の、俺たちの夢を‥…」
そう言い残し、この世を去った。
それからと言うもの、あっしは刀の技を磨き15の時、村を出て修行の旅に出た。
そして2年がたった今日
偶々パーティーを組んでいたメンバーの厄介ごとに巻き込まれ
今まで味わったことのない恐怖を味わっている。
「あはははははっ♪ぶざまぁ♪」
「う、うでがぁ?!」
「し、しに"だぐね"ぇよぉ」
闘技場は男どもの悲鳴が響き
みるも無惨な惨状だ。
それを引き起こしたのは一人の幼女。
最初とは人が変わったかように痛め付けるのを楽しんでいる。
空を舞い、宙をかけ
的確に男たちに傷を与えていった。
あっし以外の4人は
もはやもう死の寸前だ。
「とどめ♪」
そういって降り下ろされた手。
何もないところから、3色の槍が一人づつに降り注ぎ体を貫いた。
「これで‥…あら?」
槍が体を貫き絶命したはずの4人が起き上がった。
体の傷は消えたものの、服についた血や破けた場所は戻っていない。
あいつらはギルドの職員を買収し自分達にだけ闘技場の能力を残していた。
もしもの保険
今それを使い果たした。
闘技場の能力は死を一度無効にするが痛みや、記憶は消してくれない。
自分が死んだことに対してパニックに陥ったエルフが声をあげる。
「な、なんなんだよあいーー」
エルフは全てを言い終わる前に
黒い獣に上半身を食いちぎられた。
吹き上がった血は止まらない。
もう彼はこの世に戻ってくることはないのだから
「すまなかった!お、俺らがーー」
「い、命だーー」
「ーーー」
一瞬で、足だけの死体になる男達。
しんと静まり返った闘技場に獣の咀嚼音だけが響く。
「まずい‥…」
そういいながらも獣は残った足も綺麗に平らげた。
闘技場には一人の幼女と黒い獣
そしてあっしの3人(?)だけになる。
「さ、後は貴方だけですね?」
俺の、目の前に降り立った幼女。
さっきまでの狂気に満ちた感じは微塵もない。
「どうしますか?戦います?」
そう、問いかけてくる幼女。
多分、戦わないといったら死なずにこの場を抜けきれるだろう。
しかし、
もう、返事は決まっている。
「ーーいい、返事ですね」
一瞬で距離を詰め放った一閃。
それは、控えていた獣の尾によって防がれた。
戦うことを行動で示し
バックステップで距離を取り構える。
あの獣をどうにかしないと幼女には傷ひとつつけられないだろう。
全力でやるしかない。
かつて竜を殺した時もこんな高ぶらなかった。
『いつか、この世界で最強になろう』
そう語り合った親友の顔が浮かぶ。
今一番の大技。
竜をも殺した一撃
「‥…一閃っ!!」
せめて獣さえ殺せれば‥…
そう思いをのせて放った一撃は
獣の皮膚に傷をつけることさえ叶わずに防がれてしまった。
「‥…無念っ」
眼前に迫る獣の爪
抗うことなくその一撃を受けた。
夢も、ここまでか‥…
ーーーーー
侍さん結構強かった。
フェンが痛いって言うほどだし
俺だと確実に死んじゃうよね?
俺はフェンの一撃で沈んだ侍さんに近づき
ほっぺを軽く叩く。
「おーい、起きろー」
さっきの奴等から一度は復活するのは解ってるしこの人も生き返るよね?
ね?
何度か叩いてるとゆっくりと目を開いた。
「あっしは死んだ筈では‥…」
「いや、貴方にもしてあったんじゃない?あの復活するの」
「そうか‥…しかし悔いはない。もう一度殺してくれ」
「え?嫌」
「な、なんと?」
「だから、嫌だって。お兄さん結構強いし私のものにする。」
俺は、戦闘中で思い付いた
仲間を増やす方法を実践する。
途中で人格を変え、任せている間に作った新作魔法。
屈伏させた相手を強制的に召喚獣として契約を結ぶものだ。
侍の体が光輝き珠になった。
そして体に刻まれる契約の印
「侍‥…サムライ‥…ライ‥…そう、ライで!」
新しく名付けた名を呼ぶと光が弾けその姿を表す。
半透明の体。
着ていた物は変わらないが、胸が張り裂けそうなほど大きくなり
顔つきは中性的な顔へと変貌をとげていた。
召喚獣になるに辺り
俺のイメージした通りの女性に変わっていた。
「これからよろしくね♪」
いまいち状況把握の出来ていない侍がその姿に驚くのはすぐ後だった。
本当は明日書く予定でしたが止められませんでした。
勢いに任せ、睡眠時間を削って
こんな仕上がりで大丈夫か‥…




