闘技場はチート性能。
ギルドの地下にはチートの部屋が幾つかあります。
ギルドの地下
そこには結構広めな闘技場が併設されていた。
円形のフィールドは半径100mほど
端には観客席もあり月に数回闘技大会があるんだって。
俺の対面には男が5人。
斧を持ったハゲ
ナイフを2本持ったゲス顔
弓の調子を確かめる男エルフ
杖を持ったローブ男
それと、侍。
ん?サムライ?
何か一人だけ雰囲気違うのがいるし
侍以外は正直同じっぐらいの強さぽいけど‥…いいや殲滅するだけだし。
基本的に冒険者同士の戦闘は両者の合意があれば自由にOK
戦闘中相手を殺しても大丈夫
合意したでしょ?で、すまされちゃうとか。
で、本題
この闘技場、転生者のスキルで作られているらしく。
死に至るダメージを一回だけ無効にする効果や、ダメージ変換の効果があるらしく。
闘技大会ではその効果を使い、全力で戦えるらしい。
それに他にも、闘技場内だけ範囲を広げ、景色を変えることもできるらしい。
まさにチート建造物だ。
今回は全ての効果を切り、真剣勝負。
相手が死ぬか降参したらそこで終了。
ま、降参はさせないけどね。
「おいチビッ子。辞めるなら今だぞ。」
ハゲが俺に話しかけて来た。
「辞めませんよ?そっちこそいいんですか?殺しますよ?」
「はっ、てめーみてぇなガキにやられるゴンザ様だと思うなよ!」
「そうですか、じゃぁ始めましょう。」
俺はローブを脱ぎ捨てて男たちを見据える。
ザワッと男たちに動揺が広がり、動かずこそこそと話をしている。
‥…いいの?
戦闘は始まってるよ?
俺はとりあえずハゲを撃ち抜くため魔法を展開しようとしたのだが、
「ちょっと待ってくれ!」
「ん?」
ハゲが声を上げた。
「俺達が勝ったらお前も自由にできるんだよな?」
「‥…」
俺がフードを脱いだ瞬間の反応から見て
多分少年と勘違いされてたのだろう。
現れたのが俺なので、ロリコン野郎が反応したとか?
‥…まぁいいか。
「そうだよ。」
「よし解った。少し待ってくれ‥…」
ハゲはそういうとまた内輪で話した後
戦闘の布陣を取る。
ハゲが先頭でその後ろにゲス
少し離れて弓エルフとローブだ。
何故か、侍は一団と距離をおいている。
「始めようか?」
ハゲのその一言で戦闘は始まった。
殺る気のクロ
果たしてその理由は?




