一話目「事実と脱走」
なんとなくして一ヵ月後
マカバ・ユリードが脱獄してからすこし落ち着いた
ある日一人の少女はこう思うのだった
(マカバマカバマカバマカバマカバマカバマカバ・・・)
思わず突っ込みたいが残念なことに
誰もここの中を見れない
ものすごい執念だ
(マカバマカバマカバマカバマカバマカバ)
今回のお話始まり始まり
「姫!!」
「ふぇ!?」
ここは~城の図書室
~城のお姫様と
その教育係ナイト・アグッシュ
「どうかしたんですか?何回呼びかけても返事しませんし・・・」
「あ・・・ごめんなさい・・・」
「もうそろそろ時間ですから部屋に戻ってください」
「はい」
(マカバ・・・どこで何してるのかな?元気なのかな?)
「姫!さっさと来る!!」
「はぁ~い」
マカバ・ユリード脱獄から一ヵ月後の今日
一ヶ月前にはなにがあったのか
~~~回想~~~
姫の部屋に殺人者が入った
爆発音と共にかけつけた後
部屋にいたのはすでに死んでいた殺人者
当時教育係のマカバ・ユリード 気を失っていた姫の三人だった
殺人者を殺したといっても殺しは殺し
誰が殺したか突き止めることになった
そこで捕まったのがマカバ・ユリード
彼女だけが意識があったのもあったが
自ら自首をしたのだ
殺した理由は姫が危なかったから
とっさで手加減できなかったらしい
そして投獄された その日の夜マカバ・ユリードは脱獄した
~~~~回想終了~~~~
(姫の記憶に擬似的な記憶がある 誰が・・・
まさか・・・もしかして・・・)
~勉強部屋~
「さて・・・勉強だ!!」
「その前に 姫 すこしいいですか?」
「ふぇ?」
ナイトの手が光り 姫の頭に置いた
「にゃっ!!!!」「すこし 我慢してください」
姫は倒れた そこにユイトが受け止めた
「おっと」「なぜここにいる!?」
「教育現場を見たくて・・・って何してたんだ?」
「姫の記憶に擬似的なものがありましたので
擬似的な記憶と姫の記憶を読みました・・・」
「どうした?」「いえ・・・これは・・・・」
「うぅ~」
姫が起きた
「姫 一ヶ月前のこと思い出してくれますか?」
「え?いいよ えーとね」
~姫(本当の)記憶~
がっしゃーん!!
「え!?何!?」
窓のほうを見ると人がいた
「お前が~城の~姫だな・・・お前の命頂戴する!!」
「なんか時代が古いし 国がちがうよ!?」
姫は突然光りだした
「え?え?何?これ!?」
光りが大きくなっていった
「なんだ!?ちかずけな・・・」
殺人者は光りに触れたとたん倒れた
「きゃーーーーーーーーーーーー!!」
「姫!!」
※ちょっとしたプロローグ参照(姫にこの後の記憶はありません)
~~終了~~
「だよ?え?二人ともどうしたの?」
二人は沈黙していた
「姫 それさっ!!もがっ」
(黙っておきなさい!姫は前の記憶なんて覚えてないのです!
黙っておけば 自分で殺したなどとは気づかないはずです!!)
(でもさ・・・)
「あれ?マカバなにもしてないのに なんで投獄されたんだろ?」
「ほらな?大好きなマカバの記憶はあるから あんな疑問にぶつかるんだよ」
「えーーー姫?今の記憶でマカバ・ユリードの言ったことが矛盾します
どこか 解りますか?」
「え?んー・・・わかんない!!」
「それは 殺した人物です」
「ころした?」
「ええ マカバ・ユリードの発言では殺したのはマカバとなっていますが
今の姫の記憶では殺したのは姫となっています」
「えーーー!!???わ・・・私が人を?」
「そうだよ 姫さん」
「おそらく マカバは条約で姫が危なくなってしまうと考え
姫が殺したという痕跡などを消したんでしょう」
「そうだったんだ・・・」
「どうします?今真実を知ったことですが・・・・」
「んー・・・」
「考える時間は多いにあります良く考えてくださいね」
「いいのかよ!それでっ!!」
ユイトはナイトに引っ張られ
「では 明日の朝までに考えをまとめてください!」
「うん・・・・」
~夜~
「よいしょ・・っと・・・」
姫は自分の部屋の窓から出たところだった
姫は高いところが苦手らしく部屋は1階なのだ
「ふー・・・後はばれないように・・・」
「マカバを探しに行こう!」「そうそう・・ってあれ!?」
目の前にはナイト・アグッシュ ユイト・ナリアがいた
「あれ!?だれにもいってないのに!!??」
「マカバが大好きな姫のこった 本当の真実知るために
マカバに会いに行くに決まってる」
「姫のことは心配ですからね一緒について行きますよ」
「・・・ありがとう!!」
(マカバ・・・まっててね!!)
事実を知った姫
そして マカバに会いたい一身で城を出る姫
次回でマカバに会えますかね?
では2話をお楽しみください