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魔法学校の悪役令嬢  作者: ああああいい
第9章 魔法学校編
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第6話 年上の同級生②

アン「そうだ! 連絡先を交換しましょうよ」


アンが携帯を取り出した。


カイト「了解」


カイトもそれに続く。


ロイド「……」


俺はそれを黙って見ていた。


カイト「あれ? ロイドは?」


携帯を取り出さない俺を見て、

カイトが聞いてくる。


ロイド「いや、携帯壊しちゃってさ……」


俺が事情を話す。


カイト「そうなのか……

    じゃあ、直ったら連絡先交換しようぜ」


ロイド「構わないけど……

    いつになるか分かんないよ?」


カイト「えっ?」


カイトが困った顔をした。


アン「ロイドさん……

   携帯壊れたのはいつですか?」


アンが鋭い質問をする。

え~と、あれは魔物に襲われたとき……

いや、屋上から落下したときだっけ?

まあ、どっちも同じ時期だからいっか。


ロイド「一年半前……かな?」


俺が曖昧な記憶で答える。

俺の頭は携帯なんかより『彼女』のことで

いっぱいだったから。


カイト「もう直す気ないじゃん!?」


カイトがもっともなことを言う。


ロイド「いや~、なんか面倒でさ……ふぁ。

    なんか、眠くなってきた。

    二人とも……おやすみ」


俺は全て投げ出して眠ることにした。

ああ、今日も彼女の夢が見れたらいいな。


……。


…………。



カイト「まじか!? この人!?」


突如、寝だしたロイドを見て

俺が驚く。


アン「まぁ、二年も留年してますし、

   きっと、やる気がないんでしょうね……」


カイト「……」


俺が絶句する。

このマイペースな先輩(同級生)の

今後が心配になった。

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