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第7話 寂しがり屋の女王様
アン「連絡先交換……完了です!
朝は、おはよう。
夜は、おやすみ。
……のメールを送ってきてくれて
良いんですよ!」
カイト「えっ、めんどい」
アン「嫌だ~、嫌だ~。
ちやほやして~。
構ってよ~」
アンが駄々をこね始めた。
どうやら、さっきの女王様は彼女に嗜虐的な趣味が
あるからではなく、単純にちやほやされたかった
だけらしい。
もしかして……家で寂しい思いをしてるのかも?
カイト「善処するよ……」
俺が折れた。
アン「ふふ、可愛い私とメールが出来るなんて
カイトくんは幸せ者ですね」
カイト「あはは……」
俺がぎこちなく笑う。
……まぁ、アンが喜んでくれるならいいか。
カイト「今夜はなんて送ろうか……」
俺は携帯を片手に早くもメールの文面を
考え始めた。




