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第3話 王都観光②
カイト「いや~、美味かったな」
レイ「そうだね」
マオ「うん!」
俺たちが満足げに喫茶店を後にする。
アリスからもらったメモもあと少し。
このままラストスパートと行こう。
カイト「……ん?」
通行人A『ジロジロ』
通行人B『ひそひそ』
道行く人たちの視線を感じる。
厳密に言うと、朝からずっと感じていた。
カイト「俺たちなんかしちゃったか?」
レイ「どうだろう?
変なことした記憶はないけど……」
俺とレイが頭を悩ます。
マオ「あの~……」
マオが声をかけてきた。
なにやら、心当たりがありそうだ。
マオ「みんな……
レイさんの服を見ているような……」
カイト「レイの服……?
……あっ」
そこで、ようやく気付いた。
今日は学校が休みのため、私服だ。
そして、レイの私服は……シスター服だった。




