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魔法学校の悪役令嬢  作者: ああああいい
第7章 少女たちの日常―中編―
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第16話 記憶のフタ

ようやく、手伝いが終わった。

辺りはすっかり暗くなっていた。


カイト「ほんとに、ごめんな。

    もう、寮の門限も過ぎちまっただろ」


ルナ「ううん。大丈夫だよ。

   それくらいは、魔法で誤魔化せるから」


『ボッ』


ルナが指先から小さな炎を出した。


ルナ「ねぇ、カイトは……

   魔法使いになりたいと思ったことはある?」


カイト「ん?

    別に無いけど?」


俺が素直に答えた。


カイト「……いや、あったか?」


幼い頃の記憶は曖昧だった。


カイト「……」


思い出そうとすると……

あの日の惨劇を思い出してしまう。

だから、記憶にフタをする。


これじゃあ、レイのことを言えないな。

俺が自嘲気味に笑う。

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