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第14話 エンカウント
夕方。
俺はルナを寮へと送って行く。
カイト「悪かったな。
うちのバカが迷惑かけて」
俺たちのバカ一位の座はレイから
アリスに変動となった。
ルナ「ううん。
みんなとお話できて楽しかったよ」
ルナが笑う。
ほんと、いい子だな~。
この子。
親方「よお、手伝いをさぼって、
女の子とデートか?」
カイト「げっ、親方」
親方とエンカウントしてしまった。
親方「さあ、手伝いに来てもらうぞ」
親方が俺の首根っこを掴んで引きずっていく。
カイト「ちょっとたんま、
ルナを送り届けないと……」
親方「安心しろ。
王都は治安がいいんだ。
女の子、ひとりでも問題ないさ」
カイト「いや、そうじゃなくて……
この子は昨日、倒れたばっかで……」
ルナ「ねぇ、カイト」
ルナが俺の服の裾を掴んだ。
ルナ「私もついて行っていい?」




