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第13話 黒幕の自供
レイ「そんな……アリス……
どうして、僕たちを騙すようなマネを……」
アリス「ねぇ、レイちゃん。
『超次元刑事ダブル』は憶えてる?」
レイ「うん……覚えているよ。
君と一緒に見たアニメだ」
ルナ「レイさん。
それはどんなアニメだったの?」
レイ「あれは……
宇宙人の刑事が
地球人の少年に取り憑いて……
宇宙人と少年が力を合わせて
数々の事件を解決していくお話だ」
アリス「うん。それで?」
アリスが続きを促す。
レイ「二人が解決した事件は
実は仕組まれたもので……
真の黒幕がいたんだ。
その黒幕は他でもない……
宇宙人に取り憑かれていた……
地球人の少年だったんだ」
レイがアニメの内容を話し終わった。
アリス「マオちゃんに取り憑かれたときに思ったの。
今の状況は『超次元刑事ダブル』に
似てるって」
つまり、アリスは……
アリス「アニメと同じ……
黒幕をやってみたかったの。
だって、私は……悪役だから!」
カイト「そんなくだらない理由かよ!」
俺が思わず叫んだ。




