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魔法学校の悪役令嬢  作者: ああああいい
第7章 少女たちの日常―中編―
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第8話 魔法クラスの寮

カイト「ここがルナの部屋か」


レイ「うん。そのはずだよ」


僕たちは魔法クラスの寮に来ていた。

ただし、ミカはいない。

生徒ではないミカは魔法学校に入れないため先に帰った。


~回想開始~


ミカ「私はここまでですね」


ミカが校門の前で立ち止まる。


カイト「ここまで付き合ってくれてありがとな」


レイ「本当に助かったよ」


アリス?「ありがとうございます」


僕たちがミカにお礼を言った。


ミカ「いえ、いえ。お気になさらず。

   アリスさんの件。

   無事に解決することを願っています」


こうして、ミカと別れた僕たち三人は学校の中へと足を踏み入れた。


~回想終了~


コンコン。


僕が部屋の扉を叩いた。


レイ「ルナ。いるかい?」


・・・返事はない。


レイ「留守なのかな?」


カイト「・・・」


カイトは黙ったままだった。

何か考え事をしているみたい。


レイ「どうかしたの?」


カイト「いや・・・

    なんか、さっきからじろじろ見られてる気がして」


レイ「えっ・・・」


僕が辺りを見回す。


生徒たち「ヒソヒソ・・・」


カイトの言う通り魔法クラスの生徒たちが

僕らを見て何か話している。


アリス?「あの・・・」


アリスが僕の服の袖を引っ張った。


アリス?「ここ・・・

     さっきから女の子しかいないような・・・」


レイ「あっ!」


そこで僕がようやく気付いた。


魔法使いは女性しかなれない。

当然、魔法クラスの寮には『男』はいない。


カイト「もしかして、俺・・・入っちゃ駄目だった?」


カイトも気付いたようだ。

カイトの顔がみるみる青ざめていく。


生徒A「こら、そこの男子!

    私たちの寮で何をしてるの!」


監督生っぽい生徒がこちらに向かって走ってくる。


カイト「やばい!あとは任せた!」


カイトが猛ダッシュで逃げていく。


レイ「ごめんよ。カイト・・・

   僕の気が回らなくて・・・」


生徒B「あら、レイさんじゃない」


生徒C「噂の新入生・・・やっと来た」


レイ「えっ」


通りすがりの生徒二人が僕の両腕を掴んだ。


レイ「なんで?」


突然のことに僕が戸惑う。


生徒B「騎士クラスと兼任とはいえ、

    同じ魔法クラスの生徒。

    仲良くしましょう」


生徒C「魔法の見せ合いっこ」


レイ「えー!?今から!?」


僕が二人に引きずられていく。


『キィー』


部屋の扉が開いた。


ルナ「ごめんなさい。遅くなっちゃって・・・」


ベル「ルナ。突然の来訪もそうですが、

   風邪を引くので部屋で裸になるのは・・・」


レイ「ルナ!アリスをよろしく頼んだよ!」


ルナ「えっ?」


ルナが驚いた顔をする。


けれど、引きずられていく僕にはこれ以上説明する時間は無かった。


生徒B「ふふ、レイさんはどんな魔法を見せてくれるのかしら」


生徒C「楽しみ。楽しみ」


二人の生徒は楽しそうに歩く。

僕を引きずりながら・・・


レイ「カイトは無事に逃げ切れたかな・・・」

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