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魔法学校の悪役令嬢  作者: ああああいい
第7章 少女たちの日常―中編―
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第5話 見当外れの決意

『ツーツー』


 私がカイトからの電話を切った。


「アリス・・・」


 私が娘の名前を呟く。

 今すぐにでも彼女に会いに行きたい。


「いや、駄目だ」


 私が首を振る。


「カイトくんが言っていたじゃないか」


 アリスは帰らない選択をしたと。


『アリスの言うことをきちんと聞いたらどうです?』


 レイの言葉を思い出す。


「親として、しっかりアリスの言うことを聞いてあげねば」


 私はアリスの無事を・・・記憶が戻ることを祈った。


 ・・・。


 ・・・。


「・・・私から会いに行く分には問題ないのでは?」


 私がふと思った。

 王都に残る選択をしたアリスも、私に会いたくないとは言ってないだろう。


「いや、やめよう」


 これは言葉の揚げ足取りだ。

 良くない。


「アリスを・・・そして、レイさんとカイトくんを信じて待とう」


 私が心に決めた。

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