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魔法学校の悪役令嬢  作者: ああああいい
第6章 少女たちの日常―前編―
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第5話 追跡者

 ひとりの青年が王都への道を歩いていた。

 彼の名前はオルガ。

 騎士団の団長である。


「はあー、部下を怖がらせてしまうとは・・・」


 私は自身の行いを反省する。


「これってパワハラだよね・・・」


 誰かに怖い思いをさせる。

 これは私が憧れるヒーローのすることではない。


「気を付けないとな」


 女の子には優しくしなさい。

 昔からよく聞かされた言葉だ。


「まあ、今はもう言われることはないけどね」


 私は剣を掲げる。

 今の私は騎士団の団長だ。

 剣を握りたての弱かった自分ではない。


「魔王候補の確保の失敗。相手は子供だから私が出るまでもないと思ったんだけど・・・」


 そうは言ってられなくなった。


「まあ、オフの時みたいに顔を隠して、服装を変えればバレないか」


 私は王都を目指す。

 新入りの部下たちが見逃した。

 魔王の転生候補を捕まえるために。

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