表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
魔法学校の悪役令嬢  作者: ああああいい
第3章 魔王編
30/147

第5話 君と出会う前の日

 かつて、人間に騙され体を失った悪魔がいた。

 その悪魔は自身の体を奪った人間――魔法使いの子孫の体を狙っていた。

 人間の体を奪ってはその体ごと殺され、また新しい体を探した。


 そんな日々を。

 長い長い間繰り返した。

 その長い時間の中で全てを失った。


 元の世界に帰るという目的も。

 自分の体を奪った人間への恨みも。


「うー、また失敗」


 魔王がまた体を奪うのに失敗した。

 魔王は手当たり次第に体を奪おうとする。


 もう、魔法使いも一般人も関係ない。

 でも、奪えない。


 力が衰えた。

 少しずつ奪える体の種類が減っていった。


「はあー、また駄目だ」


 王都に魔王が奪える体は存在しない。

 騎士団が魔王への適性のある人間を全員さらってしまったから。


「よーし、次こそは」


 魔王はめげずに人間の体を奪おうとし続ける。

 人間とお話したいから。

 ひとりは・・・寂しいから。


 ・・・。


「王都に着いたぞー」

「そうか。僕はもう少し寝るから山賊の件よろしく頼むよ・・・グーグー」

「はあー、分かったよ。アリス・・・馬車とレイのこと見といてくれ」

「分かったわ。行ってらっしゃい」


 魔王への適性のある人間が王都にやってきた。

 そんな彼女が魔王と出会うまで・・・あと少し。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ