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第10話 幼馴染の女の子
「お風呂沸いたよ」
「じゃあ、沸かしたレイが一番風呂だな」
「ううん。二人で入る」
「えっ」
カイトが驚いた声をあげる。
「ほら、早くしないと。お風呂が冷めちゃう」
「お、おい・・・」
私はカイトの手を引いてお風呂場に向かう。
「マオー」
「マオちゃんは怪我しているから駄目」
「マオー!?」
マオが驚く。
そして悲しそうな顔をした。
彼はまたお留守番である。
・・・。
「うう、どうしてこんなことに・・・」
カイトが泣き言をいう。
カイトはタオルで体を隠していた。
「カイト・・・タオルは脱ぐ」
「あっ、馬鹿!」
私がカイトのタオルを剥ぎ取った。
「見られた・・・もうお嫁にいけない」
カイトが涙を流す。
「女の子同士なんだから気にしない」
私が幼馴染の女の子――カイトに言った。




