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魔法学校の悪役令嬢  作者: ああああいい
第15章 ヒーロー編―後編―
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第2話 被害者

アン「レイさんはマオさんのことをどう思いますか?」


 私がレイさんに聞いた。


レイ「まあ、十中八九、魔王だろうね」


 レイさんは、やれやれと、諦めたように言った。


アン「それは困りましたね……。約束通り騎士団に魔王――マオさんのことを伝えなくては……」


 スッ。


 レイさんが剣を抜いて私の首に当てた。


レイ「マオのことを騎士団に話したら殺す」


 レイさんが私を脅す。


アン「冗談ですよ。そんなことをしなくても、マオさんのことを伝えたりは……」


レイ「君は騎士団にマオのことを伝えようとした」


 レイさんが私の言葉を遮って事実無根のことを言う。


レイ「でも、君はレイという生徒に脅されてしまい……本当のことを騎士団に伝えることができなかった」


アン「レイさん……あなたは……」


レイ「君は脅されただけの被害者だ。悪いのは全部……僕。これはそういうお話だ」


 レイさんが剣を鞘にしまった。


アン「ありがとうございます」


レイ「礼を言うのはこっちだよ。君には騎士団を騙すという危険な役割を負わせることになる。もし、バレたらさっきの話をするんだよ。――全部、僕に脅されてやったことだって」


 レイさんが私を心配する。


アン「ふふ、分かりました」


 私はそんなレイさんを見て、思わず笑った。


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