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第4話 ハチ
アキラ「やあ、そこのお二人さん」
魔王のコスプレをした店員が僕らのテーブルにやってきた。
アキラ「見たところ、店員がいないようだけど。指名はしてないのか?」
アン「いえ、ハチちゃんを指名したんですけど……」
ライト「そういえば、入店時に言ってたね。『いつも通り』――って」
メグミ「ごめんなさい。ハチちゃんは今、忙し……じゃなくて、散歩中でして……」
近くにいたメグミさんが申し訳なさそうに謝った。
アキラ「なるほど、そっち目当てか。……じゃあ、俺はお邪魔だったな」
店員は手を振りながらテーブルを離れた。
それから少しして……
ハチ「ワンワン」
一匹の犬が僕たちのテーブルの前にやってきた。
アン「あ~、ハチちゃん。今日も可愛いですね~」
アンが犬に抱きついて頬ずりする。
ハチ「ワンワン」
ハチが嬉しそうに鳴いた。
ライト「可愛い犬だね」
アン「ハチちゃんって言うんです。ライトさんも抱きますか?」
ライト「それじゃあ、お言葉に甘えて……(なでなで)」
さすがに大の男が抱きつくのもあれなので、ハチの頭をなでるだけにとどめた。
ハチ「ワ~ン」
ハチは気持ちよさそうに目を細めた。
アン「ふふ、一緒にいるだけで癒されますね」
ライト「そうだね」
コケ「コケ~(だな!)」
こうして、僕らはハチと一緒に喫茶店を満喫するのだった。




