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第8話 薬品室にて
薬品室。
マオ「カイト……」
お部屋のすみで
私は一人うずくまっていた。
マオ「私のせいだ。
私のせいでカイトは……」
私はアリスさんが残してくれた
メモ用紙に目を向けた。
そこには今回のゾンビ騒動の
詳細が書かれていた。
マオ「ごめんなさい。
ごめんなさい……」
私を庇ったせいで、
カイトはゾンビに噛まれた。
つまり、彼はもう……
マオ「う、うぅ」
私の目から涙がこぼれ落ちる。
『ギィー』
そんな私の涙をかき消すように
薬品室の扉が開いた。
白馬「……」
入ってきたのは白馬。
カイト「待たせて、ごめんな。
迎えにきたぜ、マオ」
白馬の背中には
カイトが乗っていた。




