第3話 目を覚ました俺が見たものは……
?「■■■! ■■■!」
?「■■■さん!」
?「■■■くん!」
誰かが何かを言っている。
?「■■■!」
■■■……って、なんだ?
分からない。
もう自分がなんなのかさえも……
ズキッ。
□□□「うっ」
指が痛い。
まるで、何かに
締め付けられているような……
□□□「これは……!」
小指に赤い糸がリボン結びされていた。
ズキッ、ズキッ。
赤い糸がきつく指を締め付ける。
その痛みが……俺の意識を覚醒させた。
……。
…………。
レイ「カイト!」
レイが俺の名前を呼んだ。
カイト「よお、レイ……おはよう」
俺が目を開ける。
どうやら、眠ってしまっていたらしい。
ドラ「カイトさん……本当に良かった」
ドラが涙を流しながら俺の目覚めを喜ぶ。
ユキノ「意識を取り戻したんだね」
ホッ、とユキノが息をついた。
カイト「悪い。心配かけたな。
もう大丈夫だ」
俺が自身の無事を告げる。
ルナ「無事に治って良かった」
カイト「ルナ!?大丈夫か!?」
俺が驚きの声をあげる。
目の前にいたルナは服が破け、
体のあちこちに噛まれた跡があった。
ルナ「あはは……、
ゾンビに襲われちゃって……」
ルナが困った顔をしながら言った。
ルナ「でも、この子に助けてもらったんだ」
カイト「この子?」
そこで、俺はようやく気づいた。
ルナの隣にいるそいつに。
白馬「……」
白い馬がじっと俺を見つめていた。
カイト「なんで学校に馬が?」
俺が疑問を口にした。




