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魔法学校の悪役令嬢  作者: ああああいい
前章 XXXXXXX編
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第1話 忘れた約束

それは十年前の記憶。


レイ「……」


血塗れのレイが立っていた。

彼女の手には剣が握られていた。

……全ては返り血だった。


カイト「……」


ああ、そうだ。

もう彼女に人間を殺させる

わけにはいかない。


少年「あれは人間じゃない。

   マンドラゴラだ」


十年前の……五歳の俺が言った。


カイト「違う。人間だ」


俺がその言葉を否定した。


『私……生まれ変わったら……

 人間になるの』


ドラの言葉を思い出す。


カイト「誰がなんと言おうと

    ドラは人間だ」


だから、生まれ変わる必要なんてない。


カイト「全ての人間に幸せになる

    権利があるんだ」


人間の願いを叶え、人間を幸せにする。

そのために悪魔はいる。


少年「権利があっても無駄だ。

   俺に全てを救う力はない。

   だから、選ばなくちゃいけない」


全て……

ゾンビになった生徒たち。

生徒をゾンビに変えてしまったドラ。

その原因を作ったユキノ。

事件を解決するために人殺しになろう

としているレイ。


少年「正直に言うと、

   どっちでもいいんだ。

   マンドラゴラが死んでも。

   生徒たちがゾンビのままでも」


五歳の俺がぶっちゃけた。


少年「ただ、一つ。

   俺の役割を忘れるな」


俺の役割……


少年「レイを救え。

   俺はレイのヒーローに

   ならなくちゃいけないんだ」


レイのヒーロー?

俺が?


少年「ああ、そうだ。

   覚えてるだろ?

   レイが死んだ日のことを」


レイが……死んだ?


少年「あの日……

   俺は悪魔に願い……約束をした。

   悪魔は今も約束を守り続けている」


悪魔との約束……


少年「約束を果たせ。

   お前は……俺なんだ」


五歳の頃のカイトが――俺を指さした。


少年「そして本物おまえ偽物おれを殺すんだ」


……。


…………。



?「騙されちゃいけないよ」


気が付くと、五歳の俺は消えていた。

代わりに小さな人形が目の前にいた。


カイト「お前は一体……」


?「おいおい、姉の顔を忘れたのかい?」


姉……?


レイ「そう僕だよ。レイだよ」


カイト「お前がレイ?」


なんで、人形の姿に……


レイ「僕は大切なお友達を

   救わなくちゃいけない。

   そのためには、

   君の協力が不可欠だ」


人形のレイが言う。


レイ「いいかい? よく聞くんだ。

   君は■■■じゃない」


その言葉は黒く塗りつぶされていて、

今の俺には理解することが出来なかった。



第12章 ゾンビ編(延長戦)。

……に続く。

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