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魔法学校の悪役令嬢  作者: ああああいい
第11章 ゾンビ編(本編)
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第17話 最悪のタイミング②

カイト「……」


さっきからアリスの様子がおかしい。


カイト「なあ、アリス」


アリス?「な、なに? カイト?」


アリスが顔を伏せながら言った。

かたくなに顔を見せてくれない。


カイト「その……

    さっきからなんで……」


『コンコン』


カイト「……!」


話を中断して俺が扉に目をやる。


『コンコン』


誰かが扉を叩いてる。


カイト「……」


俺が無言で扉を見つめる。


レイたちか?

それとも、ゾンビが?


カイト「ちょっと、確かめてくる」


扉越しに声をかければ

レイたちかどうか判断がつくはずだ。


アリス?「わ、私が行く。

     か、カイトは休んでて……」


アリスが俺を制止して言った。


カイト「そ、そうか?

    じゃあ、よろしくな」


アリスがぴょこぴょこと扉に向かう。


『ガチャン』


アリスが扉の鍵を外した。

どうやら、扉の向こうにいるのは

レイたちで合ってたようだ。


カイト「あとはユキノに任せて、

    マンドラゴラの設定を……」


そこで俺が気付いた。


カイト「ユキノいないじゃん!」


これではゾンビになった

生徒たちを治すことができない。


カイト「レイに事情を話して

    ユキノを探しに行かないと……」


『バン!』


扉が勢いよく開いた。


レイも相当焦ってるな。

そう思いながら扉から

入ってきた人物に目をやる。


ゾンビ「……」


ゾンビがいた。


カイト「はぁ~!? なんで!?」


俺が驚きの声を上げる。

まさか、アリスの奴……

確かめずに開けたのか!?

舐めてた……

アリスの馬鹿さ加減を!!


カイト「アリス、早く下がれ!」


俺が叫ぶ。


マオ「か、カイト?

   ど、どうしたの?」


顔を真っ赤にしたアリスが

しどろもどろに返事をする。

そこで、ようやく気付いた。

目の前にいるのはアリスではなく、

マオだということに。


……。


…………。



アリス『逃げて! マオちゃん!』


私が心の中で叫ぶ。

しかし、私の声は当然、

マオちゃんには届かなくて……


ゾンビ「ぐおおおお」


ゾンビが口を大きく開けて

マオちゃんに襲い掛かる。


マオ「キャー!」


恐怖で足がすくんだマオちゃんは

逃げることもできずに悲鳴を上げた。


カイト「危ない!」


カイトがマオちゃんを庇うように

ゾンビとの間に割り込んだ。

そして……


『ガブッ』


ゾンビが噛みついた。

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