第8話 作戦開始
レイ「まず、当面の目標は僕たちと同じ
抗体を持った人間の保護です」
ランドルフ「分かった」
レイの言葉にランドルフ先輩が頷いた。
カイト「ちょっと、待ってくれ。
保護するなら抗体を持ってない
人間じゃないのか?」
俺が疑問を述べる。
レイ「抗体を持たない人間は噛まれて
ゾンビになったらそこで終わり。
それ以上、ゾンビに襲われることはない」
カイト「まぁ、ゾンビになった時点で
もう襲う側だもんな」
レイ「でも、抗体を持った人間は
そうはいかない。
ゾンビの仲間入りができないせいで
襲われ続けてしまう。
現にランドルフ先輩は服を破かれたうえで
全身を噛まれ続けていただろ?」
カイト「た、確かに……
他の抗体持ちの生徒……
特に女子が同じ目にあっていたら……」
アリス「……大惨事ね」
俺たちの顔が青ざめる。
そこは、もう間に合うと信じるしかない。
レイ「まぁ、ゾンビになった人間を元に
戻せる前提の作戦ではあるけど……」
アリス「大丈夫!
抗体を持った人間がいるんだから、
治す薬も作れるはずよ!」
アリスが力説する。
レイ「うん……そうだね。
ここまできたら、
とことん信じるしかない」
カイト「ああ、その通りだな」
俺がレイの言葉に同意する。
俺たちの覚悟が決まった。
レイ「それじゃ、作戦開始だ!」
全員「オー!」




