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魔法学校の悪役令嬢  作者: ああああいい
第11章 ゾンビ編(本編)
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第6話 もう一人の抗体持ち?

ランドルフ「無事な人間がいて良かった。

      周りの生徒が急に噛んできて、

      どうしようかと……」


カイト「ランドルフ先輩!

    そいつらに噛まれると、

    噛まれた人間もそいつらの仲間入り……

    おかしくなっちゃうんです!」


もう、手遅れかもしれないが

俺がゾンビの性質を説明した。


ランドルフ「なにー!?」


驚いたランドルフ先輩が体を震わす。


ゾンビたち「ぐえっ!?」


ランドルフ先輩を噛んでいた

ゾンビたちが吹っ飛んだ。


おー、すげー。


ゾンビたち「ぐおおおお」


吹っ飛ばされたゾンビたちが

立ち上がろうとする。


レイ「よっと」


『キン、コン、カン、コン』


レイが持っていた剣で

ゾンビたちをリズミカルに叩いていく。


『バタバタ』


ゾンビたちは再び倒れ、気絶した。



ランドルフ「ふ~、危ないところだった。

      教えてくれて助かった!」


ランドルフ先輩がサムズアップした。


カイト「いや……どう見ても手遅れでしたけど」


とは言ったものの、ランドルフ先輩は

意識を保ったままだった。


カイト「あのー……ランドルフ先輩。

    噛まれてからどれくらい経ちましたか?」


俺が試しに聞いてみた。


ランドルフ「ん? そうだな……

      四、五十分くらいか?」


カイト「そんなに!?」


なんで、そんなに噛まれ続けてんだこの人!?


ランドルフ「ふりほどいていいものか、

      悩んでな」


わはは、とランドルフ先輩が笑う。


レイ「これは……

   ランドルフ先輩も僕と同じ抗体持ちで

   確定じゃないかな?」


アリス「ええ、そうね。

    それどころか……長時間噛まれ続けても

    平気だなんて……

    ものすごい抗体の持ち主よ!」


アリスが興奮しながら話す。


レイ「くっ……カイト!

   今すぐゾンビを連れてくるんだ!

   僕は二時間……いや、

   十時間噛まれてやる!」


その様子を見たレイが

謎の対抗心を燃やした。


カイト「馬鹿なこといってんじゃねーよ……」


レイの言葉に俺が呆れた。

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