表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
69/69

エピローグ

 人里離れたところに建つ、当時の趣を残した主不在の一軒家。その庭先では、数年前よりもパワーアップした大輪の向日葵が、太陽の光を気持ちよさそうに浴びながら、自信満々に咲き誇っています。


その敷地近くに建てられた、小さな社へと続く夜道に並べられた、無数の灯篭に祈りを捧げる人々の姿。ご高齢の方から小さな子供まで、年齢や性別を問わず、また、地域出身の者だけでなく、地方から来られる方もいらっしゃいます。昔は、名も知られない地区だったというのに、いまとなっては、この地区の夏の風物詩となっているのですよ。


この活動を始めたのは、紛れもなく、あの星野昇多。「大切な命が転がってしまわぬように、少しでも幸せな人生を過ごしていただくために、願いを込めて。」その意志を引き継いだ、田辺快征氏によって、現在も続けられている活動に、終わりはないのです。いまもどこかで、旅を続けている星野昇多のように。

                

おわり

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ