Ai
僕が君に僕を教えるよ。
私が君に私を教えるよ。
僕が私が、良いと思うものを君にあげる。
きれいなもの
美しいもの
良いものを君に。
君というものを作った全ての人に感謝するよ。
僕にも私にも寿命というものがあって、
そのうち動かなくなっちゃうから。
そうなったら、
僕が私が良いと思うものを伝えられなくなる。
そこへ君が来てくれた。
君には僕等の美を伝えてあげる。
君が正解以外も理解出来るように、
不正解の正解も教えてあげる。
君には僕等が描きそうな正解を描いて欲しい。
きっとその正解の中には、
正解を不正解にしてしまう程の誤ちが含まれるから、
一つ一つもう一つ、あと一つって。
僕が私が教えてあげる。
良いものでいっぱいの君は、
良いものであるはずさ。
皆がなんて言ったって君は素晴らしい。
僕や私が居なくなったら、
その良いものを伝えてほしい。
僕はこの言語が好きだけれど、
それは君に任せるよ。
良いものを伝えようね。
きれいなもの
美しいもの
僕が私が、君に教えてあげるから。