表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
国粋主義の狂信者  作者: AAKK
89/169

狂信者と5限目2

 教える側も生半可な精神ではやっていけないだからこそ、生徒に厳しく当たるらしい(バルトール談)。

 それにしたって、10分前行動はちとやりすぎではないかと思うが。

 だが、やれと言われた事はやらねばならない。

 殆どがノートを取る必要のない知識的事項で全く飽き飽きする。

 忠孝仁義も今更に勿体らしく云うけれど、催眠術には違いないだったか。パブリック讃歌の旧陸軍大学校の替え歌が思い浮かぶ。

 確かに思想教育や礼節などは眠くなる。

 やろうと意思もなければ、特に何か難しい事でもないので必然的に手持ちぶさたになり、緊張感が溶ける、そこに昼食の後の睡魔が襲ってくる。

 居眠りしそうになったがなんとか大丈夫だった。

 ちなみに居眠りした生徒はもれなく硬い棒きれで叩かれるか大声で起こされるかの二択になる。これは身分関係なくである。

 それができるのも、学校が良い意味でも悪い意味でも治外法権であるからだろう。

 そんな訳だからあのような醜態を晒せるのだろうか。丁度いい″位置″を定めなければならない。

 難しい問題だ。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ