表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
国粋主義の狂信者  作者: AAKK
82/169

狂信者と昼休み2

 「ごきげんよう。パーティーではお世話になりましたわね」

 「いえいえ、それで例の件なのですが皇女殿下は是非と」

 「まあ!うれしいわ。では早速日にちを......月末の30日などはどうでしょう。比較的紅茶部の部屋に溜まる人も少ないので人払いも最低限で済みますわ」

 月末には入学して最初の筆記試験が控えているため、真面目にする奴は寮で勉強する者が多い。

 「分かりました。ではそのように伝えます。ああ、それとアンナさん。先ほどはあのような対応をしてしまい誠に申し訳ありませんでした。その点については深く謝罪いたします」

 俺は頭を九十度に下げる。

 「......」

 アンナといわれた少女はそれを無視する。

 嫌味とも捉えられているのだろうか。まあ相手にとっては恥をかかされた上、一方的に謝ったとなれば居場所がない。

 当たり前の事だ。

 悪くなくても悪いような雰囲気が出てしまう。

 俺としてはこれ以上、立場を悪くしたくない為の策なのだがそれが相手を傷をつける結果となってしまった。

 「では」

 「ではごきげんよう」

 さて、少し時間を食ってしまったが食堂へ行こう。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ