表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
国粋主義の狂信者  作者: AAKK
60/169

狂信者と大隊

 そして、それが今の大隊の存在する()()()の理由。

 一番目の理由は───これは残酷過ぎるだろう。誰にとっても。

 世の中は諸行無常である。矛盾している、いつも上のご意向に、社会の動向に、近隣諸国の外交に振り回される。

 何事も諦める事が肝心だ。

 だから本来、この課程は必要ない。

 ナガサワが羨ましいとは思うものの彼のようにはなりたくないと願う。傍若無人に振る舞うのを見ると、こちら側まで恥を曝しているように思える。

 だがあの生き方もそれはそれでアリなのかもしれない。

 だが、俺はそれを否定する。

 否定する生き方をしたのだ。それに対する″責務″はきっちりと果たす。

 自らの思想信条に対しては責任をとる、そしてそれを貫き通す。

 これは誰の命令でも、誰の願いからでもない。

 これは俺の根本的なもので変わることはない。たとえ、女帝陛下に命令されようとも。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ