表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
国粋主義の狂信者  作者: AAKK
21/169

狂信者と密会

 そして二日後の夜、ハローネ公爵邸宅にて

「マリア皇女殿下に会いに来ました、ネルラント・フォン・カンベルです」

「どうぞこちらへ」

 そうして皇女殿下の部屋へ通される。

「来ましたね」

「約束通り、手紙は預からせて頂きます。メイドには何と言ったのですか、お陰様であらぬ誤解が蔓延っていますが」

「すみません。こうするしか無かったんです。それにまあ、この時間帯に来るのですから″そういう事″をしたと思われている方が余計な詮索をされません。許してあげてください、メイド達は色恋沙汰に飢えているのです」

 メイドというのはつくづく面倒臭い。

「適当に答えておけばいいんですね」

「そのようにしてください」

 そして適当な雑談をした後、メイドにつれられて戻る。

 そして夜が明ける前に宮城へと向かう。この時間にはもう女帝陛下は起きている。

 貴族の服から軍服に着替えて顔を隠し、こっそりと裏口から出て宮城から逆方向へ向かう。そして秘密の出入口より宮城地下へ侵入する。

 そうして衛兵に見つからないように、巡回ルートに引っ掛からないよう執務室の扉を開ける。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ