狂信者と騎士団2
「フハハハハッ、こりゃ傑作だ。全く反吐がでますよ。ホンマに」ほぼ絞り込めてしまった。
「それで─「騎士団長、これ以上は話さない方がいい。相手に悟られる。私の方で対処します。その後の移動の手配もお願いします。最悪の事態は避けたいので」
「最悪の事態............」
「まあ、ともかく!ここで私たちは知り合いとして昔話に花を咲かせたということでお願いします」
「了解した。金は......」
「私が払っておきます、一応お金が無い事になっているんでしょう?」
「ああ、すまんな」
「大丈夫です。小金貨一枚を渡しておきますから、幾ら飲んでいっても大丈夫ですよ。お疲れの様ですし」
「本当に感謝する、この恩は必ず返す」
「では″私達″に関する事は学校内では一切他言無用でお願いします」
「相わかった。では頼んだぞ」
「ええ、分かっています。最後に一つだけ、起きる日には校門に立っていて下さい、ついでにゆうと状況次第では動いて貰わなあきません、私じゃ貴方を守れない」
「分かった。それぐらいは手を回そう」
そうして俺は店から離れて学校へ向かう。念のため何か仕掛けられていないかを確認したいからである。
「さてと、行くか!」と少し疲れの溜まっている体に鞭を打ち、なるべくいつもと違う廊下を通って、見回しながら図書室へ着く。
歴史ある学校なだけにかなりの蔵書を誇っている。図書室というよりも図書館といった方が正しいかもしれない。
そこで本を読み、適当な時間を過ごし寮へ戻る。
帰りも違う廊下を通って来たが、特に変わった様な所はなかった。
全くの成果なしでトボトボと帰ってきてしまった。
そうしてXデーは一週間経たずに来てしまった。




