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狂信者と魔物襲撃3
「いきなり色んな事を言われて訳が分からないよぉ!」
「グリフォンは魔物達の尖兵だ!」
「グリフォン?尖兵?どう言うこと?!」
「色んな説明は端折るが、ヴィタメールが襲撃される!一刻も早くこれを衛兵隊に伝えてくれ!」
「君はどうするの?」
「グリフォンを叩いてから合流する!」
「......分かった、死なないでね《ブースト》」
「必ず戻る」
そうして俺は加速していくバルトールと別れ、銃の照門のぞき、ボルトハンドルを弄り、グリフォンに向けて一発撃つ。
それはグリフォンの翼に直撃し、奴を地に落とす。
「GYAAAAAAAAAAAAAAAAAA」
痛みを訴えるようにグリフォンが吠える。
さっさと始末しないとその鳴き声に引き寄せられた他の魔物が来て、俺が逃げれなくなる。
間髪いれずに弾を装填し、頭に一発と胸に一発の計二発のホローポイント弾をそれに向けて撃つ。
二、三秒ほどのたうち暴れまわった後、バタンと倒れる。どうやら死んだらしい。
取り敢えずグリフォンと判別できる爪と頭の一部を銃剣で手っ取り早く切り離して街へ急ぐ。




