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狂信者と魔物襲撃2
その周囲は手練れの魔物で構成されている。その主な魔物はドラゴン。
野生の竜や魔族の扱うのをドラゴンといい、本質的には帝国軍の竜とは変わらないが狂暴性は段違いだ。
生半可な実力者では討伐するどころか逆に殺されてしまうようなそんな魔物である。
逆に頭は元がそこまで強くなく、駆け出しの冒険者に倒されるようなゴブリンの突然変異や寄生虫である場合も珍しくはない。
一応、魔王軍の高官が使うことには使うがこんな所までは来れないだろう。来たならば国境守備隊が″おもてなし″をしているはずだ。
北方は戦役が定期的にあるおかげで、特に精鋭が揃っている。
彼らは魔族、魔物退治のエキスパート達だ。そんな彼らが見逃すようなヘマはしない筈だ。おおよそ、ナガサワが前に狩った魔物がマズかったか。
とにもかくにも、今すぐ衛兵隊に伝えないと色々ヤバい。




