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狂信者と会談
コイツ相手に内緒話など不可能だ。
まあ、なんとなくそれをクラス外部では少し噂を広げていたのだ。直にそれらが気にならない程の人が集まるだろう。しかしナガサワだけは遠ざけたい。
さてはて、どうしたものか......そうだ!
「ナガサワ、サディーニャ、マルクスの相手をしてやってくれ。普段は修練場で稽古をつけているんだが、生憎と今日は忙しくて行けない。どうた?」
元々、この会談の後はバルトールとの約束を果たす予定だったが、それを伝えていなかった。
「オッケー、分かった」
「二人も今日はそれでいいか?」
「強ぇ奴と訓練ができるなら大歓迎だぜ!」
「ええ、私もそれでいいわ」
二人とも納得したようだ。
そうして三人はすぐにその場から去っていった。
そして段々と人が集まる。
上級生がその大多数を占めていた。
皆、暇なのだろうか。
そして多くの取り巻きを連れてきて、イリヤ嬢と話をしながらこちらへ歩いてくるのが、レドル嬢。
レドル嬢の取り巻きは勉強をしなくても大丈夫なのか、学校程度の筆記試験など何のそので行ける人達なのだろうか。




