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ツイッタートレンド 詩集

『太陽と地球と月』

作者: 木尾方

「結婚したんだ。」


照れくさそうに、笑顔を浮かべながら彼が言った。


知っていた。同僚が話しているのを聞いてしまったから、


でも、知らないふりして、「おめでとう。」 の言葉をかけた。


誰も、私が彼こと好きなことを知らない。


いや、絶対に知られてはいけない。


彼女が、うらやましい。


私の方が、先に彼と出会ったのに。


私と彼との間に彼女が入って来たのは、数年前の新たなプロジェクトだった。


太陽のような彼女、誰にも優しく、全てを照らすような彼女


私のような、冷たい ただの石の塊りのような人間と違って。




仕事は順調に進んでいた。


彼が、プロジェクトリーダーだから、安心して皆 仕事に集中できた。


多彩な才能をもち、それを鼻にかけずに、自分を仲間を押し上げていく。


優しく、ときには厳しく、いろいろな顔を見せ、開花させてく彼。


たまらなく、彼が好きだった。


彼の傍で、彼を見られ、一緒に仕事ができて幸せだった。


表の顔しか見せず、ただひたすらに彼の周りで仕事をこなしていただけの取り柄のない私。


彼と彼女が結婚するなんて、最初から わかっていた。


だけど、もう少しだけ、周りにいていいですか? 少しづつ離れていきますから。


私が、こんな事を考えているのに、彼は、無邪気に笑いながら彼女の話をする。


あぁ、この笑顔が一番好きなんだ。何かを必死で伝える その笑顔が。クスッ。


貴方があまり楽しそう笑うからついつられてしまった。



読んでいただきありがとうございます。


今回は、Twitterトレンドにあがっていた。話題の結婚をモチーフにしました。・・・・本当は、する予定ではなかった。

診断メーカーとなるサイトで、ネタ探してしてみたら、こうなってしまったw

ドンピシャだよ。運営わざとだろw


当たり前ですが、地球から月は表面しか見れません。

そして、長い年月をかけて、少しずつ地球から離れているそうです。



それにしても最後、無理があるな~(´-ω-`)



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