1/1
ぷろろうぐ
初めての投稿です。上手く行かない事もあるかもしれませんが勘弁してください。
僕が彼女の所につくと彼女と僕はほとんど同時にきりだした、正反対の事を。
「あたし、あなたの事嫌いなのよね、つきまと…」「始めてみた時から好きで…」
そして二人とも閉口した。
そう、後から思い返すと僕はうぬぼれていたのだとおもう。
自分で言うのもなんだがスポーツ少しやればでき、頭も悪くは無い。
そして饒舌ってわけじゃないけど無口ではない。
頭がよく、スポーツ全般をこなし、無口でなければ自然と人が集まってくるものだろう。
そんなこんなで一年の一学期の終わりごろにはクラスの中心的存在になり、二学期の始まりには、専ら女子の話題に登る存在になっていた。
これで自惚れるなというほうが無理ではないか。
しかしその安いプライドは彼女の一言によって一欠けらも残らないほど粉砕されたのだった。
これが事の初まりだった。
頑張っていこうと思います。