表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
黒き英雄  作者: 玄野 洸
5/17

3話

やっぱり小説書くのは難しいです。

まだまだ駄文ではありますが、よろしくお願いします。


では、どうぞ


 フィレスとしばらく森を歩いていくと、中世ヨーロッパ風の街が見えてきた。たぶんあれがアカリナだろう。 しかし異世界の街っていうのはどこでも中世ヨーロッパ風じゃなきゃいけないんだろうか?昔読んだライトノベルでもそうだった気がする。

 そんなこと考えていると、いつの間にやら町に入り、ギルドの前まで到着していた。


「ほー、ここがギルドかー」


 結構大きな建物に感心しているとフィレスが、


「中央都市のギルドはもっと大きいはずですよ?」


 とのことだ。


「さぁ、早速、冒険者としての登録に行きましょう、マスター」


「ああ。いくか」


 ギルドの中に入っていくと、中には店や武器工房、それに酒場も一緒になっているようで、大いににぎわっていた。俺はそこで登録をするのであろう、カウンターまで歩いて行くと、そこに立つ受付嬢に話しかける。


「冒険者として登録したいんだけど」


「はい。そちらのお連れの方もご一緒にですか?」


「いや、こいつはただの一緒にいるだけで、冒険者の登録はしない」


「かしこまりました。ではまず、ここにサインをお願いします」


 差し出された紙に『クロキ・シラカワ』と書く。一応漢字があるかわからないので、カタカナにしておいた。俺が書き終えた紙を差し出すと、受け取りながら確認してくる。


「クロキ・シラカワさんで間違いないですね?」


「ああ。あってる」


「では、クロキさんこちらに付いてきてください」


 歩き出した受付嬢の後を追うと、フィレスが付いてきた。


「あ、こいつ…フィレスも一緒に連れてっていいか?」


「ええ、別にかまいませんよ」


 受付嬢に許可を得てから、フィレスとともに付いていくと、何やら複雑な魔方陣と、コピー機のような機械のある部屋に通された。


「ここは?」


「ここでは、クロキさんの現在の能力値ステータスを測定し、カードを作るところです。では、早速始めたいと思いますので、魔方陣の上に立ってください。少し頭が痛むかも知れませんが、冒険者としてのサポート機能を体に追加するだけで、体に害はないので、安心してください。」


 俺が魔方陣の上に立つと、受付嬢がコピー機のような機械の操作を始める。すると魔方陣が光を放ち始め、俺の頭をひどい頭痛が襲ってきた。

 

「……ッ!」

 

 これがサポート機能を追加する、と言うことなのだろう。しかし、この頭痛は何とかしてほしいな、うん。正直キツイ。

 それらが徐々におさまると、コピー機のような機械から俺のステータスカードが出てきた。それを受付嬢が手に取りステータスを確認していると、いきなり受付嬢が驚きの声を上げた。


「えぇ!?」


「ん?どこか変な所でもあったのか?」


 俺が魔方陣から離れ、受付嬢の隣からカードを覗くとこう記してあった。


 〈クロキ・シラカワ〉


 17歳     Lv1


 体力:76

 筋力:76

 魔力:10

 精神:10

 敏捷:135

 器用さ:50

 運:50


 SP残量〈100〉


 称号:魔剣との契約者


 スキル:なし


 職業:魔剣士


 装備:なし


 0Gill






 名前の表示の仕方が変わっている。それに、称号に『魔剣との契約者』が増えていて、職業は『魔剣士』に変わっている。これらはたぶん、フィレスと契約したからだろう。


「変な所ばかりです!!Lv1なのに、一体なんですか!このステータスのでたらめさは!!」


「いや、これは最初からでな……」


 やっぱりLv1でこのステータスはないらしい。まあ、俺は転生者だしな。仕方がないのさ、そう仕方がないんだ。


「それに!魔剣との契約者って!一体どこで、どうやって契約したんですか!?」


「どこって、この町のちょっと離れたとこにある森の中で、普通にコイツを地面から引っこ抜いただけだが?」


 そう言って俺はフィレスを指さす。すると受付嬢は、


「ええ!?あの森にはなにもないはずでしょう!? それにその娘が魔剣なんですか!?」


「マスター、引っこ抜いたって何ですか。引っこ抜いたって………。もうちょっと別の表現をしてください」


「あ、わりぃ、今度からは気をつけるよ」


「ちょっと!無視ですか!?」


 あ………、謝るのに夢中で忘れてた。少し涙目だ。あわてて質問に答える。


「ああ、こいつが魔剣“フィレストール”で、確か森の方には結界が張ってあったんだよ。だよな?」


 俺がフィレスに聞くと、フィレスは、


「はい。あそこの森には入っていってある程度進むと、自然と森の外につながって、中心部には行けないように、結界を張っていました。私があそこの森にいると知って、契約しようと押し寄せてくる輩がたくさんいて、とってもうるさいので」


「結界も張れて、人の姿にもなれるってことは、最高位の魔剣じゃないですか!!」


 興奮した様子の受付嬢の言葉に驚いて、俺はフィレスを見ながら言う。


「お前ってそんなすごい魔剣だったのか、そんなんなのになんで俺なんかが抜けたんだ?」


「マスターのステータスが高いこともありますが、一番は私がマスターを気に入ったからです」


 気に入ったって……。そんなんでいいのかよ、おい。


 少し落ち着いて来た様子の受付嬢は、


「ともかく、これで冒険者としての登録は終わりです。そのカードはサイフの代わりになりますので、なくさないようにしてください。 最後にダンジョンのことです。ダンジョンのことはある程度知っていますよね?」


 確認を取ってくる受付嬢に対して、一言短くこう告げる。






「ん?ダンジョンってなんだ?」












はぁ…なかなかアイディア出てこないです。

ちょっと小説なめてました。


次回は頑張ってダンジョンでの戦闘シーンまでいければいいな、と思っております。



もし良かったら感想お願いしますー。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ