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あとがきのようなもの

 この物語は、何年か前にとある賞向けに書いたのを元にしています。

 枚数制限のある中で、小さな物語を書こうとして、結果として盛り込みきれない大きな物語になってしまったのです。

 不完全燃焼の中、コロナによって自粛生活が始まり、この場を用いて、枚数制限をなくした状態でどうなるのかという試みをしたのです。

 結果としてコロナ禍は平時にまみれましたが、それまでに物語を締めくくることができずにいました。


 それでも、一人でも評価してくださった方がいましたので、その方のために、続きは書かなければと想っていました。


 そしてようやく、書くべき物語を書き、完結を迎えることができました。想定以上に手間取ってしまいましたが、それもこれも技量不足によるものでした。

 未だに、見直せば至らない箇所や誤字脱字が散見されるのですから、情けない話です。

 それは結果にも表れており、さほど需要のある作品に仕上げられなかったことで、才能の程度も底が知れたのです。


 もう一度推敲すればより良くなるとは思います。

 ですが、時間には限りがありますし、人生には終わりがあります。

 それと、物語の骨子となるテーマは語り終えました。

 ですからあとは、読んでくださった方の心に根付き育まれていくようであればありがたいと想うまでです。


 いずれにせよ、表と裏の一対の物語は完結しました。

 おそらく、現時点ではこれが最善だと思います。


 最後に、何人かの読者の方が、この物語を読んで人生の糧となる何かを得られることを願って締めくくります。


2023年12月吉日 作者 拝


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