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6.僕は天井を突き破りパオオ~~ン(『スキル【創造魔法】を獲得』(永続)、『スキル【1回だけ地上最強の生物】獲得』(1回))

おまたせしました!

2019/5/24 22:00~2019/6/15 22:00の間に3名の方から感想、イベントを頂きました! ありがとうございます!


パンチラ騒動の翌日。

僕はノルスのお見舞いのため、スカーの家に来た。

彼女は現在、スカーの家でお世話になっているのだ。


彼女の家族である商人夫妻と、彼女の姉のサウ、護衛のミーアは王都に向かったようだ。

ノルスを診てもらうために、途中で通るコッチノ町から医者を手配してくれるらしい。


一応スカーには姉が1人居る。

だけど彼女は結婚して夫の家に居る。

なのでスカーの姉の空き部屋をノルスが利用している形だ。


女の子とひとつ屋根の下。

しかもスカーの大好きな人。

手を出さないのはかなり自制心が必要だろうなぁ。

僕がスカーだったら襲っちゃうね。


ノルスが居る部屋をノックしたけど、反応が無かったのでドアを開けて入る。



「お邪魔しまーす、っと」



(ノルスの心の声「ズークがお見舞いに来た! 寝たフリ、寝たフリ……」)



丁度ノルスはベッドで布団を被らずに、すやすやと昼寝していた。

スカートが少しはだけてふとももが見える。エロい。



(ノルスの心の声「ふとももに視線を感じる。触ってもいいよ。責任取ってもらうけど」)



昨日はあのふとももをグワシッと掴んで運んだんだよなぁ。

もっと触り心地を堪能しておけばよかった。(下衆並感)


――――――――――――――――――――――――

ヤッホー、ズークくん、今日のパンツは何色かな~教えて?

――――――――――――――――――――――――


「またこの質問か! というか毎日聞いてくるつもりなの!?

ちくしょう、そんなに知りたければ教えてやるよォ!

今日は黒だよ!」



(ノルスの心の声「黒? 何の話?」)




答えなかったら、またノルスをパンチラされるだろうから、その前に先手を取る。

どうだ、僕も成長しただろ!


――――――――――――――――――――――――

ほほ~う。ではパンツの色と同じ、黒の羊を与えましょう。

――――――――――――――――――――――――


羊? そんな高価な物貰えるの?


嬉しい気持ちより、当惑の気持ちの方が強い。

絶対何かあるぞ。


僕の真上から黒い歪が生じ、そこから黒色の毛の羊が現れる。


待って! この場ですぐ貰えるってこと!?

というか大きくない!?

この羊、普通のより5倍はあるよ!?



「めぇ~(我は魔王ルシフォォー様に仕える上級悪魔が1人、バフォォーメット)」


「何かヤバそうな羊キターーー!?」



(ノルスの心の声「(チラッと目を開けて上を見る)何か変な魔獣キターーー!?」)




あと、このまま巨大羊が降りてくると、僕とノルスが下敷きになるんだけど!


くそっ、どうすれば……


『にゃーにゃー(スキルとは魂の一部。磨けば磨くほど、宝石のように輝く。

スキルは無限の可能性を秘めている。スキルをきらわず使ってやれ)』



こんな時に肉球魔王様の遺言が頭に浮かんだ。(※「にゃー(いや、俺は死んでないぞ)」)

ええい、一か八か使うしかない!

【感想乞食】発動だーー!!


ブンッ!


その時、大きな虫の羽音のような音がしたと思ったら、周りから音が消えた。


そして羊は降りてこず、空中で凍らされたかのように固まってしまっていた。


ノルスの胸の上下運動(エロい意味ではなく呼吸的な意味)も止まっていた。


これは一体……



――――――――――――――――――――――――

スキル【感想乞食】を発動。スキルレベルが上昇し、Lv2となりました。

スキルの進化により、以降、イベント選定中は周囲の時間が停止します。


以下の3つの感想を得ました。

感想ポイントを3ポイント獲得しました。


『自分のが選ばれたら半端なく嬉しいですね!わーい!

ズークくん、パンツの色、永続してごめんねぇ笑?でもどっちに転んでも幸せな展開にてくれた主神様(作者)に感謝するんだよー!

私が主神様だったらお前が強制的パンチラという辱めをうけていたのよ!

更新嬉しいです!お疲れ様です!むっちゃ大変だと思いますが、応援してます!』

『パンチラはロマンっ!

ここらでテコ入れっぽいイベントがほしいかも?』

『うわぁ、名状しがたい生物がアレな感じに。

ちなみに0から始まる鬼畜ダイスにしたのは主神様()なのでそこのところよろしく。

お姉さんの太もも触りたいのはまあ思春期なら仕方ないよね!』

……

――――――――――――――――――――――――


スキルの進化!?

す、すごいや!

肉球魔王様は適当な事言ってたわけじゃなかったんだ!


ところで主神様(作者)って何?

この世界を作り、スキルを与えてくれたのは女神サノバビッテ様のはずだけど。

主神ってことは、最上位の神?


まあ今はそんな事よりも、現状を打破する力が欲しい。

止まった時間が動き出したら僕らはペチャンコになってしまう。

さぁ、現状を打破するスキルカモーン!


――――――――――――――――――――――――

所持感想ポイントは8です。

所持ポイント数5以上なので、ポイント1使用、およびポイント3使用の効果が強制発動します。

まずはポイント1使用から発動。

イベントを1つランダムで起こします。(その話限りで効果は終了)

――――――――――――――――――――――――



宙に光のダーツボードが現れ、回り始める。

それから僕の側に光の弓と矢が現れ、弓が引かれる。

ダーツボードに書かれている文字は……



『毎朝1円玉がおでこに落ちきて起こされる(1円玉は残り、ズークくんのものになる)』

『ラッキースケベ(永続した場合ヒロインゲット……かも?)』

『スキル【不死身】を獲得』

……



さぁ、何が来る。


バビンスキー!

光の矢が的に射られた。


――――――――――――――――――――――――

ポイント1使用の効果は『スキル【創造魔法】を獲得』です。

効果は14日です。

――――――――――――――――――――――――


何か凄そうなスキルキター!


さっそく【創造魔法】発動ッ!


――――――――――――――――――――――――

創造する物を選んでください。(残りMP10)

スキル【火炎】(MP消費10,000)

勇者の剣(MP消費186,000)

ノルスのパンツ(MP消費29,922,222)

魔王が探してる封印解除の鍵(MP消費10,001)

ズークのパンツ(MP消費10,005)

……

――――――――――――――――――――――――


くっそ、全然MPが足りないッ!!

あとラインナップが変だけど突っ込まないぞ!!


――――――――――――――――――――――――

【創造魔法】は、使うためのMPが最小のものでも万単位です。

なので使用の際には、MP消費を抑えるスキルと併用しましょう。

――――――――――――――――――――――――


持ってねーよクソが!!



――――――――――――――――――――――――

続いてポイント3使用を発動します。

イベントを1つランダムで起こします。(効果が永続する)

――――――――――――――――――――――――


宙に光のダーツボードが現れ(以下略)


ビーン!

光の矢が的に射られた。



――――――――――――――――――――――――

ポイント3使用の効果は『スキル【1回だけ地上最強の生物】獲得』です。

効果は永続しま……あれ? まあいいや。永続しません。

――――――――――――――――――――――――


って、何でだよ!

せっかく良いスキルが手に入ると思ったのに、永続しないってどういうこと!?


――――――――――――――――――――――――

だってスキルを使用した直後しか効果ないんだよ?

つまり永続しない。OK?

6面ダイスを振って、1~2なら地上での勝負の際、某格闘漫画の親父と同等の肉体能力を得ます。

2~4なら肉球魔王様の能力の何かが発動します。

5~6ならスカです。

――――――――――――――――――――――――


永続しないんなら1ポイントで済むだろ!

僕の2ポイント返せよ!

というかスカの確率3分の1って高ぇよ!


――――――――――――――――――――――――

うっせーな。

じゃあスキル【1回だけ地上最強の生物】は使用次第消失。

代わりに【創造魔法】を永続化してやるよ。

これで文句無いだろ。

――――――――――――――――――――――――


おっしゃスキルゲット!

……いや、待って。【創造魔法】はMPが足りなくて使えないんですけどォ!!?


――――――――――――――――――――――――

そろそろ時が動き出すぞ。

――――――――――――――――――――――――



「待っ……くそっ、やるしかない!

【1回だけ地上最強の生物】発動!」



僕の股間から激しい光が生じる。


――――――――――――――――――――――――

ダイスロール! 出た目は4!

正直○牙知らないから助かった!

肉球魔王様のスキル【ゴッドライトニングLv100】が使用可能です。

――――――――――――――――――――――――


「【ゴッドライトニング】ぅぅぅうううう!!」


「んめ~~~(ぬぅぁぁあああああ!!??)」


(ノルスの心の声「(眩しいッ!?(目を閉じる) え? 何が起きてるの?」)




バリバリバリバリバリバリバリ!!


僕の股間から雷の刃が生じ、それが羊の化け物を貫き、そのまま天井を破り、空高くまで飛ばし、その電流で燃やし尽くした。

えげつない威力だ、さすがLv100。


そして役目を終えた雷の刃は消えた。

おそらくスキルも消失したのだろう。



(ノルスの心の声「(……さすがにこの騒音で起きないのは不自然かな」)



「(目を開ける)……ん? え? ズーク? ……!!?」



さすがにノルスも眠りから覚めたようだ。

そして何故か僕の股間を見て顔を赤くする。


ポロン。


……僕のズボンとパンツはスキルによって燃え尽きてしまっていたようだ。

下半身すっぽんぽん。



「お見苦しい所をお見せしました、また後で!」


「えっ!? 何でズークのパオオ~~ン(※自主規制)!? 何で天井が無くなってるの!?」



僕は退散した後、スカーの部屋に突撃し、ズボンを借りることにした。



◇ ◇ ◇ ◇



スカーにパンツとズボンと借りて履いて、ノルスの居る部屋にスカーと一緒に入る。



「お前、本当に何やってくれてんだ……」



スカーは天井の大穴を見て、呆れている。



「だから僕はノルスを助けようと」


「ならその仕留めたっていう巨大羊を見せてくれよ」


「焼き尽くした」


「証拠が無いってことか、ハァ……親父が帰ってきたら、どう説明するかなぁ……」



そうか、証拠が無いってことは、下手すれば僕に屋根の修理代を請求される可能性があるってことだよね。


いや、人助けしたし。

放っておくとヤバそうな羊だったし。

倒した僕は悪くないはずだ。


僕のスキルのせいで現れただろ、だって?

何のこと? 知らないなぁ。



◇ ◇ ◇ ◇



「目撃情報によると、確かに黒い羊のような奴が天井から飛ばされた、ということだった。

神父様の【ステータス転写】で空いた天井のステータスを転写してもらったが、確かにバフォォーメットなる上級悪魔が当たって突き破ったということだった。

ズーク、お手柄だったな」



村長は話の分かる男だった。

普通だったら僕を怒鳴って弁償させようとするだろうに。



「はぁ……老後に、と貯めていた貯金が減るな……ちらっ」



村長が何か言いたげにしているけど、僕は空気が読めない人間なので何が言いたいのか分からないなぁ。



「とりあえずスカーのお小遣いを半減させるか」


「おいズーク! お前が壊した天井だぞ、お前が弁償しろ!」



スカーはお小遣い半減に怯えて、僕を責め立てる。

っていうか、もう既に働いている身分で、まだお小遣い貰ってるのか。

親父さん甘やかしすぎなのでは?



「僕は村に迫りくる脅威を取り除いただけだよ。

もし放っておいたら村長の家だけでなく、他の家も、いや人的被害すら出たかもしれない。

むしろ僕は報酬を貰ってもいいくらいの働きをしたと思うよ?」


「そうだぞスカー。ズークに弁償させるのは筋違いだ」


「くそぅ、俺のお小遣いが減る……」



村長は王都に、魔王ルシフォォー様に仕える上級悪魔のバフォォーメットを討伐した事を報告するために、神父様を派遣するつもりのようだ。

多分その時に報酬が貰えるだろうから、天井の修理代くらいにはなると思うけどなぁ。



◇ ◇ ◇ ◇



村の大工の人が天井の応急処置をしに来て、僕らは村長宅を出た。


ノルスは天井の応急処置が終わるまで、教会のベッドで寝ることにしたようだ。

スカーが付き添いに、とついて行こうとしたらノルスに「ウザい」って言われて「うわぁぁあん!」って言いながらどこかに走り去ってしまった。

もうやめて、スカーのライフはゼロよ!


一応昨日気を失ったのもあり、ノルス一人で教会に行かせるのは心配だから、僕がついていってるけど。

僕がついていくのはいいのかな?


ノルスが好きなのは、てっきりスカーだと思ったんだけどなぁ。

昨日は気合入ってる服着ていたから、絶対誰か意中の人に見せるつもりだったと思ったんだけどなぁ。


スカーじゃないなら誰だ? 僕か?

はっはっは。僕のどこに惚れるというのだね。

……自分で考えて何だけど、悲しい。



「ズークって、彼女居る?」


「居ないから付き合ってくれてもいいよ」


「うん」


「……」


「……」


「……よーし、さっそく今晩、僕の家で膝枕してもらおうか」


「いいよ」


「クッソ! 冗談で言ってるのか本気なのか分からない!

え? マジで付き合ってくれるの?

からかってるんでしょ、もー」



ノルスを見る。

おっと、この目を僕は知っている。

猫が獲物を狙う時の目だ。

その目にそっくりの目だ。


マジ?


なら遠慮なく膝枕させてもらうよ?


この日から、ノルスは僕の家に寝泊まりする事になった。

なお膝枕以上の事はしていない。(チキン)




ズーク君の残り所持感想ポイントは4です。

イベントの選定、イベント時のダイスロールはツールを使っているので、作者も何が当たるか分かりません。

なので今話みたいにチグハグな結果になることがあります。

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