レーベンス・ブルグ城
長く更新してませんでしたが、童話のイベントに参加できたので、少しずつ始めたいと思います。
さて、こちらの話は、ノストラダムスから、100年戦争、ジャンヌダルクからの無怖公で、とまっています。
が、今日はいきなりレーベンス・ブルグ城から話が始まるのです。
はじめは、別連載の「脇役がたり」の為に探していたのですが、無怖公の話に流れて行くので、こちらで書くことにしました。
何故、レーベンス・ブルグ城を検索しようと考えたのか?
すいません、忘れました。
とにかく、別枠で、ナチスの話をさらっていて、ヒムラーとSSについて調べていて、なんとなくの検索だと思います。
私は、ヒムラーの世界の中心の場所、ヒムラーのオカルトの総本山の城を調べたかったのです。
一度調べた記憶があります。
なんか、三角形のオドロオドロしい城で、ルターも悪魔を見たとか言われる
レーベンス・ブルグ城!!
( ̄ー ̄)ふふっ。わらっていらっしゃいますね?
ええ、間違ってますとも!
検索しても、思い描くその城はヒットしません。
が、夜の検索は、あなたの知らない(間抜けな)世界に連れて行ってくれるのです。
れ、レーベンス・ブルグ城が出てこないですってΣ( ̄□ ̄)!
年の瀬に、良い年をして、おかしな小説の設定を探す私は、80年代のオカルト作家のような、(居もしない)怪しい組織の存在を感じて驚愕するのでした。
ああ、懐かしい「大予言」シリーズ。
インチキのトンデモ本と呼ばれてしまった「大予言」
しかし、今見ても、はじめの掴みの部分などは、読み返すたびに、ラノベの名作を読み返すような、不思議なワクワク感が込み上げてきます。
いまだに忘れられないのは、「大予言?」の秘密組織ルシフェロンとの緊縛のやりとり。
今、読み返して、秘密機関なのに、住所と電話番号を五島先生に知られていて大丈夫なのか、突っ込みたくなるけれど、いいんだ。
同じく秘密結社と言われたフリーメンソンだって、しっかりと、住所が知れているどころか、観光地になってるらしいから。
私は、誰かの楽しげな旅blogでそれを知って、驚いたことを思い出す。
うん。ルシフェロンも、きっと、そんな感じの秘密機関に違いない。
と、脱線した。
違う、今はレーベンス・ブルグ城の事だ。が、頭の中で、「大予言」が回っていたのも間違いない。
思うようにヒットしない検索画面を見つめながら、私は、最近おきた芸能人のナチス衣装着用事件を思いだし、勝手にびびりまくっていた。
そ、そんなに、検索が出来なくなるくらいに、あの問題は根深いのか(○_○)
すでに、5話をナチス関連で消費していた私は、夜中に一人でタブレットを見つめて、「大予言」の冒頭つかみの五島先生を思い返していた。
確かに、日本でノストラダムス研究者として有名だった先生は、よく、外国の秘密機関とか、ジャーナリストから、連絡が来ていた気がする。否、正確には、違うようだが(今日調べてつい、はまってしまった)、この時は、うろ覚えの怪しい秘密結社のエピソードが、タブレットを通して、自分の身にもおきうる事のような気がしたのだった。
子供の頃、秘密結社と渡り合う五島先生のエピソードは、格好良く見えた。
羨ましいと思ったことすらある(*/□\*)
しかぁし、今では、ちっとも羨ましくないどころか、恐怖すら感じてくる。
レーベンス・ブルグ城、観光地になっていた気がする。
ああ、しかし、やはり、最近の社会情勢で、ナチス関係の観光地も、検索がかからないのだろうか?
不安と後悔を胸に、私は、色々と検索をしてみた。
まずは、位置を確認しよう。
レーベンス・ブルグで。
レーベンス・ブルグ。それは、バイエルン地方にある都市だった。
バイエルンと言えばソーセージ。
そして、この時新たに増えた知識に、ルドルフ・ヘスの故郷というのがあった。
バイエルン、ヘス。レーベンス・ブルグ城。
何やら、偶然に色々重なって私の心臓は高なったけれど、それは思い違いだ。
が、思い違いも知識のうち、だ。
色々探すうちに、どうもヒムラーもヘスもバイエルン王国の人らしいことや、バイエルン人と言われる人がいて、ゲルマン人にも、日本の関東人や関西人のように、色々とあるんだと感心した。
そして、バイエルン、無怖公とも関係が無いわけでもない。
奥さんは、確かバイエルンの人だったし、シャルル7世のお妃、イザボーもまた、バイエルン公の娘だったりする。
そして、この地は、ドナウ川とレーゲン川の合流に位置し、水上運輸の要所であることを知ったのだった。
間違いながらも、なんか、良い感じの情報を手に入れた私。
ここで、一度、はじめのカール、カール大帝についてチョロッと調べることにした。