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茶色いノート  作者: ふりまじん
100年戦争
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作者、ジャンヌダルクを語る

混乱しながら、軽く緩く頑張ってきたけれど、ここで、また、史実に物語を混乱させられる…


と、言うか、今回は設定に史実がはまりこみ始める。


私と奈美は、ジャンヌダルクをアイドルに例えて、彼女を有名にしたプロデューサー、と、いうか、黒幕がいると思っていた。


願わくば、その人物は、テンプル騎士団ゆかりの人にしたかった。


蘭子は、ドイツとイングランドにそれを探し、


私は、偶然、ポルトガルとイングランドでヒントを見つけた。


適当にネットで調べていたら、シオン修道会の話から、シチリア島にたどり着いたけど、シオン修道会の話を再び探せなかったので(ほとんど、ダ・ヴィンチ・コード関連に埋もれる)、で、現在、関連は不明だが、同名の団体があるので、使うのを断念、秘密結社を創作する事にした。


ああ、とうとう、秘密結社まで作ることになるなんてなぁ。


もう、笑うしかないが、少し前に作ったレクスが、良い感じで動いているので、その波にのせてもらう。


これ、秀吉をモデルにしたので、結構楽しい。


最近、大河も戦国大名出ないし、秀吉の話を懐かしく思い出しながら、ヨーロッパを考えるのは面白い。

私は、修道士の利休。もっと掘り下げたい。


ワインの知識も必要だし、西洋の利休、楽しみたいわ。


と、まあ、そうもしてられないので、秘密結社を考えていた。


本来、1517年のノストラダムスの短編を書くのが目的なので、そこにたどり着く話にしなければいけない。

で、破れかぶれで17年で年表を流していたら、良い感じの事件を見つけた。


いやぁ、1317年、まさかのポルトガルのテンプル騎士団の財産を引き受ける騎士団の創設の史実は、ちょっと、ときめいた。


が、1417年は、苦肉の策だ。


イングランド人が、ノルマンディーに上陸したからって、どうだと言うのだろう?


もう、なんか、クリーチャーでも作り出して暴れさせようか?なんて、なげやりに考えていたら、これが一番の当たりだった。


ジャンヌダルクが生まれたのが、1412年、この年、イングランドに驚異を感じたブルゴーニュとアルマニャックが和平を結ぼうとしていたのだ。


どんな驚異を感じたのだろう?


私は、はじめ、100年戦争は、イングランドとフランスの国の戦争だと思い、調べるうちに内乱だと分かった。


そこで、田舎娘のジャンヌダルクが


「フランスに勝利を!!」

と、叫ぶことに疑問を感じ、後の人間の政治利用だと思っていた。


がっ。


ここに来て、話が、また、変わってくる。


ノルマンディーに上陸する五年前、ジャンヌダルクが生まれた年に、フランスにいた人たちが、何かを感じていたらしいから。彼らは昔からのいざこざを置いて団結することにしたらしい。


まあ、このあと、また、ブルゴーニュとアルマニャックは、喧嘩するから短い和平だけど、何か、イベントがあったのだ。


史実の真相はどうあれ、なろうの底辺の私の習作なら、充分盛れる。


フランス人の考えた驚異、私がこれから作り出す秘密結社の方にあるのだろうと思う。



まあ、実際は、ポルトガルからの援軍に、アラブ人や黒人などの見慣れない人種が、傭兵に混ざっていて(確か、あの辺りではイスラム教徒も住んでいた気がする)悪さをしたのが悪目立ちして、フランス国民が驚いたんだと思う。


別に、差別ではない。


黒人でも、白人でも、アラブ人でも、見慣れない人種の、しかも、兵隊がくるのは驚異だからだ。


子供の頃、GHQの上陸の時の話を聞いたことがある。


敗戦国として、はじめて敵の兵士が町にやって来るのだ。


普通なら、海からくるなら、港から大きな戦艦で来るように思うだろう?


が、じいさんが言うには、船から鉄板(?)をしいて、砂浜にジープで乗り込んできたらしい。


21世紀を生きてるわたしだって、海岸からGHQのジープが上陸したら衝撃だが、白人も黒人も見たことのないじーさん達の衝撃は、想像を越えていると思う。


まあ、GHQの兵隊さんは、チョコレートと治安維持をくれたのだから、黒人も白人も、カッコいいイメージでじーさんの心に焼き付くわけだが、


中世の戦いでは、略奪はボーナスで、権利のような認識を傭兵は持っていたように思う。


同じように攻めて、イングランド人と同じように略奪や暴力を繰り返したとしても、初めて見る人種の人間が行えば、恐怖と印象は倍悪く感じるはずだ。


イングランドの目印をつけた、見たこともない悪者。


この印象が、後のジャンヌダルクの「フランスを守る」になり、フランス団結の原動力になるんじゃないかと予想しているが、さて。


そんな史実はないし、色々面倒なので、ここは、怪物を作り上げよう。


が、秘密結社の話は長くなるし、ジャンヌダルクの方だ。


ジャンヌダルク、彼女を聖女として担ぎ上げる人物がいる設定にしなければいけない。


これ、どうしょうか考えていたけれど、彼女が生まれた頃から、フランス人が驚異を感じていたとしたら、テンプル騎士団の残党も使いやすくなる。


カペー家が絶家になり、今では、亡命してきたアイルランドの王さまを守らなければいけない立場になっているのだから、イングランド人からフランスを守らなければいけないからだ。

ああ、なんだろう?ますます面倒くさいし、終わらない…。


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