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茶色いノート  作者: ふりまじん
魔法の呪文
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ゲームシナリオ2

 「私たちがゲームのシナリオを作っても作品にはならないから、お金にならないでしょ?だから、乱歩様の登場人物と話を作ることのしたのよ。」

レモネードを一気飲みしながら作者が叫ぶ。

「それなら、明智小五郎では…」

「それは有明にやらせるわ。ついでに夏アニメの物語の構成を考えないといけないし。」

「そんな、なんでも手がけるから半端な作品しか出来ないのですよ。」

ため息が出ます。それで、去年、大変だったというのに。

「仕方ないでしょ?仕方ないのよ。そうしないと、時影と話す時間がなくなるんだもん。」


 (//ー//)………


 「そ、そうですか。まあ、そうしたいと、おっしゃるなら、協力しないとは、言いません。」

本当に、作者は。少し、照れてしまいます。

「うん、お願い。私の作品で唯一、なんかいい感じなの時影の枠なんだもん(T_T)、モチベーションがないと更新なんてできないもん。」

作者は甘えるようにそういった。

「…そうですか…それなら、弥助の物語を始めましょう。」

私はノートを取り出した。


 「去年、弥助のゲームの炎上を追っていてやっとゲームというものがなんとなく理解できてきたんだ。

でも、私も『猿酒』で戦国時代を追いかけていたから、似ていても、違う話でもあるんだよね。」

作者は話し始める。そうです。我々も随分前から、戦国時代を追いかけていました。

「弥助は出てきませんが、ね」

「そうね。でも、弥助がいた方が読んでもらえる確率が上がるし、今ふうでしょ?2025年、一途な片恋の先輩 有明の恋の応援をする文芸部の後輩の話を作るには自然でいいのよ。」

作者は楽しそうに笑う。

「後輩の物語なのですね?」

「うん、間に合えば、なろうのイベントにも参加したいし。」

作者の言葉に、春のイベントのテーマが学校なのを思う出した。

「そうですか、何やら、また、みかんが増えそうな予感がしますね。」

私が揶揄からかうと、作者は自信満々にいった。

「そこは大丈夫。手紙文にするから。これなら、未完とか関係ないし、あとでまとめて説明とかでも不自然じゃないし。私を応援してくれた、音声テキストが欲しい人たちにもアピールできるもん。」

作者は少し照れて言う。

 ほとんど、反応のない活動をしていますが、ブックマークやPVにはいつも励まされているのです。

「では、話を作って行きましょう。舞台はどうするのでしょう?」

私の質問に作者は歌うように話し始めた。


 この物語は手紙文として主人公は文芸部の後輩の女子、高校三年生です。やりとりは乱歩様の登場人物秀実とすることに。

 そこに、電子処理部の少年が登場し、彼とゲームを作ってゆく事になるようです。


 我々の作り始めたゲームの台題名をそのまま移植。『ジパング』とします。

 悪役とされた明智光秀と、武田信玄を推す、信州すてき。と、いった風味の物語を目指すようです。

 この物語で大切な要素は、今まで乱歩様を愛してくれた読者に続きの雰囲気を知らせること。

 有明に告白させて、作者の穏やかなクリスマスを取り返すこと(どうも、高二のクリスマスに有明はふられるようです)

 それから、我々のゲームジャンル突入、出来でれば評価をもらいたい。お金を稼げる作品にする。最低120円目標を目指す。

 猿酒の続編、もしくは、あれを好きでいてくれるファンに喜んでもらえるエピソードを作りたい。


 なんとも、夢溢れる話ですが、2025年も、すでに4月。大丈夫でしょうか。


 

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