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茶色いノート  作者: ふりまじん
ダ・ヴィンチの偽コード
48/499

現状

ホラーイベントに参加して、はじめて連載の完結をクリックした私は、祭りの余韻がまだとけてない。


読者のイベントは、19日からで、私もここから、読者として楽しむつもりだ。

が、そろそろ、こちらも動かさないと。


この参加で、一万字の物語の完結は、出来ることが分かったし、それを自在に操るには、少し練習するべきだと学んだ。


イベントに参加すると、締め切りがあるし、注目されるので、完結率が上がりそうだし、わりと、ここの文学賞は投稿しやすそうなので、これを利用しよう。

なんて考えている。


大概は、10万字からなのだが、なかには短編を募集しているところもあるし、無理の無い程度に少しずつ参加してみようと思った。

しかし、こうなると、何故に、ノストラダムス…が終わらないどころか、こうも複雑になるのか…

頭が痛くなってきた。


習作で作り出した、「眠れぬ杜」では、気になったまま放置していた、クラーメルとピエールが生まれた1430年に焦点を当てて、ジャンヌダルクで、クラーメルの話を膨らまそうと調べたら、


100年戦争にぶち当たる(゜Д゜)


もう、フランス人は、なんでこう、戦うんかなぁ…

確か、十字軍のボスもフランス王だったはず…


テンプル騎士団の呪いまで出てきたので、仕方なしに、ネットで調べてみる。

ロボットアニメの話を見つけ、なんとなく100年戦争のフレーズを知ってることに納得し、織田家の家系図も怪しいのに、フランスの王族の複雑な家系図を今から眺めてみたりする。


で、ジャンヌダルクについても、色々再確認した。


なんだか、アニメや本を沢山読んだ記憶があるが、すっかり抜けるものだと感心しながら、それでも、頭の端に、こびりついていた怪しげなトリビアに苦笑する。

なんか、ジャンヌダルクの心臓だけは燃えなかったとか…あれは、何の記憶なのか…


ジャンヌダルクの体は、灰として全て流された。


が、今はジャンヌではなく、クラーメルに繋がるエピソード探しなので、側近のジル・ド・レ男爵に注目して、異常犯罪者の心理に迫ることにした。


何故なら、ジル・ド・レ、ジャンヌダルクが死んでから、少年達を城で集めて残酷に殺したと言う伝説があるのだ。


彼の心に、何がおこったのか…


これに、ダンボールの箱で、出番待ちしていた本が加わり、ビブリオマンサーについても、少し、動かしてみることに。


時影のイメージにはあわないので、一話だけの別キャラ言影を作成したけれど…、動きが抜群に良いので、ちょっと、欲が出てくる。

イベント終了までの評価が良かったら、来年も彼とホラーを楽しみたい…が、それより、メインの時影、こっちをなんとかしないと。

私が、ノストラダムスで混乱するのは、話の内容、史実。で、古本のオカルトが関係する。


本を紹介する新しい連載枠が欲しいのだ。

しかし、なんだか、まだ、言影が頭に残っていて…

混乱する。


そう、イベントは参加するのは楽しい。

で、浮かれた余韻がなかなかとけてくれない。


これで、注意が向こうに向くと、そのまま、ノストラダムスがエタるわけだ。

気を付けないと。


さて、そろそろ、落ち着いてきたし、ジャンヌダルクの処刑の話を少し、広げよう。


私は、「眠れぬ杜」で、ジャンヌダルクの処刑シーンを思い浮かべながら、彼女の隊にいた一人の男を見つけた。


彼は、不公正な裁判を経て、火炙りにされるジャンヌダルクを見つめながら、燃える業火に、溶けて行く彼女の断末魔に酔いしれている。


なんて、美しいのだろう…

そして、胸が震える…



甘く、突き上げるようなそんな気持ちに酔いながら、彼の欲望は、己の人生と、ヨーロッパ社会を恐怖へと導いて行く。



もう一度、この美しい姿を見たい。



ジャンヌダルクを貶めた、不公正な裁判と、強引な火炙りの派手な演出。


それは、まるで、後の魔女裁判の様子を思い起こさせないだろうか?


彼は、無実の無垢な魂を業火に燃やすための、捕まらない…正しい方々とやらを、処刑に立ち会う坊主に見つけるのだ。


彼が何を学び、どうクラーメルと関係するか。


考えるのは、なかなか楽しい。


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