ダ・ヴィンチの偽コード 14
ガブリエルの身の上の前に…やってしまった。
すまんm(__)m
私は一度、ガブリエルをモンペリエ大学在学と書いたが、正確にはアヴィニョン大学だ。
モンペリエ大学にノストラダムスは通うことにはなるが、それは数年後だ。
しかし…
二回も大学に行くなんて…金持ちだよなぁ…。
こっちも混乱するわ…
と、ノストラダムスの金持ちぶりを僻んでいる暇はないので、本題だ。
そう、私、ガブリエルはフェレンツェの大商人の次男だ。
ああ、ここで脱線した筋が、ダ・ヴィンチに戻る。
なぜなら、フェレンツェと言えばメディチ。
メディチといえば、ダ・ヴィンチなのだから。
そして、ガブリエルがアヴィニョン大学に入学することになったかを話そう。
ああ…しかし、話をするのは良いが、段々壮大な物語になって行くのが不安だ。
これ、喫茶店の馬鹿話を挿入するために作ってるのだが、上手く噛み合うのだろうか…
まあ、悩んでも進まないから、とにかく吐き出そう。
エタるのは、まずは、更新しなくなるところから始まるのだと思う。
小さくするのは後でも出来るし、それほど期待もされてないから、思いきって書いてみる。
確かに、自分で書いてみると150年も昔の因縁を何とかしろと言われても、ガブリエルだって困るし、読んでいる読者だってあきれるはずだ。
が、私はオカルト好きだ。
そして、ノストラダムスの話なんだから、読んでいる人だって、オカルト話は嫌いではないはずだ。
確かに昔の復讐なんて関わりたくはないが、先祖のサワリが出てきた場合は、話が別だ。
サワリとは、何か、普通では考えられない不幸な出来事の事だが、それが続いた場合、人は神仏に頼ってお祓いをしてもらったり、昔の因縁に興味を持ったりする。
ガブリエルが生まれたのは、丁度1500年と、偶然良い感じなので、この際、何か、偉い人から新世紀の救世主として選ばれてもらおう。
まあ、予知能力が無くても、歴史が好きな人たちは、この先におこる不幸な出来事を知っているだろうし、
世界史の教科書は、この物語の予言書でもある。
開けば、彼らの逃れられない運命を知ることが出来るのだ。
確かに、テンプル騎士団は、フランス王に解体された。が、最後の総長ジャック・ド・モレーは、彼らを呪い、成就させている。
フィリップ四世も
クレメンス五世も急死しているのだから。
いや、違う。ジャックは、人なぞ呪ったりしていない…
彼は、ただ警告したのだ。
自らが管理し、命と引き換えにしても決して在りかを口にしなかった、アレを探してはいけないと。
アレを解放してしまえば…
お前達には、命はない。
世界の終わりの始まりなのだ。
そのアレは…誰も見つけることは出来なかった。
王の死に恐れおののいた、理由を知る人間が完全にそれを封印したからだ。
それは、150年…誰にも知られずに守られていたと思えた。
しかし、固い封印は、年月と共に劣化をはじめる。
それは、カソリックの腐敗と言う形をとりながら、静かにローマを…フェレンツェを飲み込もうとしていたのだ。
ガブリエルは、そのアレを探しにアヴィニョンにやって来たのだ。
まあ、これだけ考えたら、後は奈美に回そう。
すこし、ダ・ヴィンチの話をしたくなったし。