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茶色いノート  作者: ふりまじん
近代魔術を語る
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作者、近代魔術を語る 41 占星術

星占いは、乙女ゲーの設定部分かぁ…。


こうして書いてみて、なんとなく納得する。


考えてみれば、現在、占いなんてしていない。


まあ、そうだ、


良い歳をしたおばさんが、4、5人集まってする恋ばなは、若かった頃の思い出話であり、未来の恋愛の話ではない。


還暦を過ぎていれば、旦那との未来なんて、どちらが先に墓に入るか、くらいの展開でつまらないし、


中年の夫婦なら、浮気やら、何やら、艶かしくて、殺伐とした内容になるので、占いより、探偵が登場しそうな気がする。

ドラマでみるのは楽しいけれど、星占いを囲んで、4、5人で話す事柄ではない。


だから、星占いは、結婚前までが需要の最盛期で、そこから、分岐がやってくる。

結婚する前の、精度がひくくても夢のあるもの。


結婚してからの、より個人的で精度が必要になるハードなもの。



とはいえ、これは平成までの考え方で、令和を生きる少女たちは分からない。

なぜなら、彼女たちの恋の相手は、バーチャル世界に生きていて、

リアルな自分の運命が、必ずしも恋愛やロマンティックな気持ちを盛り上げてくれるわけでも無さそうだからだ。


ゲームにおいて必要なのは、ログインする時の登録する生年月日と、バビロニア人も叶わないほど信頼できるゲームの攻略法をネットの掲示板で読み解くのだろうから。



はぁ…(´ヘ`;)


なんだか、書くたびに子供の頃の夢を削って行くようだ。


が、まあ、しかし、


星占いについて、自分が考え違いをしていたのは理解した。


ゲッペルスがルル・ラブア先生の紡ぐ、可愛らしい少女風味の星占いを求めるわけはない。

仮にたまに見ていたとしても、上司のヒトラーに報告するような話ではない。


ゲッペルスが必要とした占星術、それは、奇問遁甲のようなものだと、やっと理解してきた。


遁甲…。諸葛亮が考案したとか、しないとか、そんな宣伝文句で始まる、戦のためのまじない。


それの西洋占星術版があったのだろう。


18世紀からはじまる、ラファエルだのザドキエルだの、有名どころの天使の名前を借りた占い師の術式が。


しかし…、そんな需要の少なさそうな占い本の知識を知る術はないので、適当に考えるしかない。


少女の夢物語を紡ぐ、愛のホロスコープの知識で。


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