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茶色いノート  作者: ふりまじん
近代魔術を語る
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作者、近代魔術を語る 39 通り魔

なかなか興味深い考察だ。


近代魔術の芯になるものは、意外にも催眠術の元祖、メスリズムにあることが分かった。


ついでに、占星術についても色々、分かった。


近代のアストロジーの流れは、子供の頃にロマンティックに語られたような、バビロニア起源で流れていたわけでも無さそうだった。


まあ、そうだ。


そんなに緩かったら、クラーメルも有名になってない。


異端審問と魔女狩りが、荒れ狂う世界で、一般大衆向けの星占いは下火になったのだと思う。


それは、20世紀にあれだけオカルトブームで、占いも流行っていたのが、今、それほど見かけないのと同じだと思う。

別に、白い目で社会に見られてまでやる事でもないからだ。


廃れた時に、書籍と言う形でセーブされたデーターを解凍し、一般向けのエンタメに作り替えられたのは、18世紀の事らしい。


少なくとも西洋占星術は、日本の辻占いやら、易経のような緩やかに、人から人へ流れてきたものでは無さそうだ。


1801年、イングランド人のフランシス・バレットがオカルト本発表し、夢溢れる神秘の占いが、ヨーロッパを魅了し始めるみたいだ。

が、1824年には放浪法と言う法律で、ホロスコープは禁止された。


放浪法と言うくらいだから、旅人の占い師がなにか面倒をおこしたのかもしれない。


が、めげずに頑張る人が出てくる。


ロバートと言う、占星術書の編集長が、ラファエルと名乗り、「プロフィテック・メッセンジャー」なる書物を出版し、それは後に「ラファエル暦」として、近代ヨーロッパに増殖するのだ。


ああっ、書いていて恥ずかしい(/-\*)


他にも、元海軍士官の人が「ザドキエル暦」なるものをリリース。


ラファエルやら、ザドキエルと、天使の名前をつけて、なんだか、中二病っぽい熱がヨーロッパに広がって行くのが見えるような気がした。


で、この時代、オカルトを、

占星術を科学する試みも試されるが、

地動説から離れられずに失敗するようだ。


さて、私は、「脇役語り」で、ナチス、特に、ゲッペルスとホロスコープから、こんな面倒くさい事を始めたわけだが、


ホロスコープ、なかなか奥が深い。

なんだか、相手の生年月日を合わせたりして、角度計算で色々するらしい(-_-;)


ゲッペルスは、どんなホロスコープを誰に学んだのか…


少し気になってきた


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