作者、近代魔術を語る 18
ここまで、冒険小説を考えてみて、わりと流れが良かったし、なんだか書けそうな気がしていた。
がっ。
参考資料wikipediaだけでは、物語は上手く作れないの、法則が発動した°・(ノД`)・°・
それは図書館で
「英国魔術結社の興亡」フランシス・キング著書(国書刊行会)の本を読んだことから始まる。
wikipediaでは、サラリと流していた、19世紀末のドロドロとした人間模様が、この本で明らかにされていた(-"-;)
なんだか、頭が痛くなる本で、
でも、感想を聞かれたら、
魔術結社なんて凄い名前だって、やってる事は「なろう」だよ。
と、答えるだろう。
ゴールデン・ドーンの始まりは、謎の手紙の暗号解読から始まる。
この辺りから中二病がうずいてくるような雰囲気だが、とにかく、彼らはそれを解読してある人物に遭遇し、秘密結社を作り上げる。
昔の書物を翻訳し、メイガースは、センセーショナルにとりあげられて行くわけだけれど、
見方を変えると、web小説の成り立ちと同じように見える。
つまり、19世紀末、一般大衆の扱える情報が増え出す頃、
我々が、ネットで自由に物を書くように、
当時の人たちは、大衆紙に熱狂する。
19世紀末に「なろう」は無いけど、オカルト雑誌が刊行し、
フランス辺りからの怪しいグリモアールが、心機一転してメイガース達によって復活するわけだ。
この辺り、二次小説から発達を始めるweb小説の成り立ちと重ねて考えてしまう。
で、
この頃のオカルティストもコスプレ好きだ。
確か、メイガースもエジプトのファラオや神官風味のコスプレしていたみたいだし、
アニメは無いけど、
それは派手な儀式が代用をつとめている。
で、こちらの話も、作品のパクリ疑惑やら、
儀式の盗用などでもめたりしている。
そんな話を追いかけていたら、なんだか、なろうのエッセイにたまに載るような、怪しげな話とダブってしまい、神秘術も何も…
頭の中は、なろう風味になってしまった(;´д`)
なんか、全然尊敬できないこんな奴等と、怪しげな魔術。
どう、まとめていいか、分からなくなってきた。
なんだか、泣きたくなってきた。
はぁ…。
クローリーって、こんなんだっけ(´ヘ`;)
が、そんなことを言われたら、読者の方が泣きたくなるに違いない。
落ち着こう。
ここに来て、話の筋が変わりだしたので、
頭が蒸しまんじゅうみたくなってきたので、
とりあえず、私の調べた時系列で話をしたいと思う。