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茶色いノート  作者: ふりまじん
100年戦争
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二年目

そうこうしているうちに二年目。


なんか、陳腐な短編を書くために、構想一年使ってしまったよ(;´д`)


しかし、終わらんなぁ。

でも、一年、全く意味が無かったわけでもない。


短編を投稿したお陰で、少しは話のまとめ方を覚えた。


そして、私は、経験値をふんで、世界観を確立してから短編を作れる、クエスト型の作家らしいと、予測がたった。


この予想で突っ走るしかない。まあ、年だし走れないか。


しかし、運も実力のうちとはいうけれど、ここに来て「ロードス島攻防記」が手に入ったのは、大きい。


この本は、1522年の大帝スレイマン一世の(って、誰だろう?)ロードス島の攻防記なんだそうだ。


この辺り、どちらかと言うと、ノストラダムスの話の方に近い。


1517年から始まった私の混乱話ではあるが、


1522年だと、多分、ミシェル・ノストラダムスも混乱の最中で、


ルターだって、教会と一悶着(ひともんちゃく)やってる最中に違いない。


で、私の物語は終わり、グランド・エンディングに向けて、話を作り始めている時代だ。


ああっ。いいなぁ。1522年。


しかし、年表。小説を書くなら覚えておいた方が便利だ。


私の見たテレビに登場する、偉い大学を卒業したコメンテーター達は、年表なんて覚えても役に立たない。なんて言ってたし、面倒くさがりの私もその意見に賛成していたけれど、


時代が代わり、個人の出来ることが増えると、変な知識が宝の地図になるかもしれない。


なんて、本の裏表紙についた説明を読みながら考えてしまった。


1522年。一年、すったもんだしたけれど、これだけで組み上げられる物語が増えている事が、一年のエタリが全く無駄ではないと言ってるようで、少しだけ慰められた。



がっ。壮大な歴史に翻弄されているのは変わらない。


分からないと変わらない。今、間違えそうになったけど、気持ち的には同意語な気がする。


一体、どうしたら、中央フランク王国を再建できるんだろう(-""-;)


まあ、ぶっちゃけ、そんなものは、歴史的には無いことなので、三国志の劉備達のような「道半ばで…」と、いった感じで終わるから、ジャン一世も道半ばで…の終わり方なのだろう。


まあ、暗殺されるので、都合よく織田信長をモデルに作り上げればいい気がする。


達成できなかった野望だから、作家の自由がきく。

けれど、いくら自由でも、やり過ぎてはいけない。

一番、大切なのは、現在、その土地にすみ、ジャン一世を愛する人達が、許せる範囲で話を作るのが無難だ。


その点では、信長よりも、武田信玄の方からアタックするのが、いい気がする。


何故なら、ブルゴーニュと信越地方は、気候が似ている気がする。


少なくとも、どちらもワインを扱っている。


名産と名所の紹介は、地元の人が喜ぶ話だし、


テンプル騎士団と武田軍。東洋と西洋の武将の性質をくっきりと分けていながら、猛々しさと格好よさは甲乙つけがたい。


確かに、歴史書としては無茶があるけれど、水戸黄門のような、痛快娯楽時代劇としては、いいテーマな気がする。


ワインについては、これから調べなきゃいけないし、話が止まりそうになったら、この辺りをほじくり返すか。



で、一年、動かない連載「ラノベ作家と予言の書」これ、いい加減何とかしなければ°・(ノД`)・°・


この調子だと、ルターの出番なんて何年先になるんだか。


オリンピックどころか、万博が始まっても、登場しない気がしてきた。


なので、この話は二次小説化しよう(;_;)


長くなりそうなジャンの語りを向こうの奈美に引き受けてもらおう。



少しだけ読み返したけれど、なんか、歴史ではなく、魔術の話になってきていたので、連結はそれほど難しくは無さそうだ。


ただ、12点とブックマークをくれた人が、いまだに応援していてくれて、その点数を見ていたら、嬉しいような、悲しいような、不思議な気持ちが込み上げてきた。



評価点もブックマークも消すことは可能だ。


諦めて、消してくれても構わなかったけれど、この物語は、一年、誰かに続きを希望されていたのだ。


二次小説とはいえ、雰囲気を残し、先にルターが登場できるように、注意深く作り直していこう。


なので、こちらの設定を優先しながら、話を進めることにするか。


どちらにしても、「ロードス島攻防記」を読まなければいけないし。


いちかバチかでやるしかないか……。


ああっ。最近、こんなのばっかりだよ。


大丈夫かな、私。


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