日本陸軍(Japanese Army)
海軍の次は陸軍が常識(白目
日本陸軍である。
ここ最近に日本から独立した満州共和国に未だ駐留している”関東軍”を合わせると常備総兵力は40万人に上る。尚、予備役を含めると100万人に迫ると言われるが、詳細は公表されない。
輸出兵器も多いため、旧来の命名方式のままだと西暦と皇紀で混乱しやすいという事で1970年に兵器の命名方式は西暦の下二桁となった。そのため、それ以前の兵器の名称が変更されている。(例‥二十七式大型火炎噴射器→67式大型火炎噴射器)
独自の航空隊を持ってはいるが、そのほぼ全てが対戦車ヘリコプターなどの回転翼機である。
日本陸軍の装甲車輌
74式中戦車
全長9.48m
全幅:3.18m
重量:38t
最大速度:54km/h
乗員:4名
武装:L7A1105㎜ライフル砲1門
主砲同軸7.62㎜機銃
12.7㎜重機関銃
日満戦争時に造られた史実と同じ性能、見た目の戦車。だが史実と違い対外輸出も盛んだった。
現在は日本全国で改良型を含めても現役車は十数輌しかない(訓練用、輸出用、退役スクラップ待ちを除く)。
改良型は『74式中戦車改丙』と呼ばれ、アビオニクスの発展、C4Iシステムの性能向上とエンジンの出力UP、それに伴いTUSKの装備やモジュール装甲の装備(最大1.5t)も可能となった。以上の改造により、性能的には第2世代MBT並としては高い部類となった。というか一部第3世代に足を突っ込んでいる(金銭的な問題として上記の近代改修する億レベルで金がかかる)。
90式重戦車
全長9.9m
全幅:3.55m
重量:54t
最大速度:70km/h
乗員:3名
武装:日本製鋼所製50口径120㎜滑空砲
主砲同軸7.62㎜機銃
12.7㎜重機関銃
史実とほぼ同じだが、若干大型化されている。砲塔は史実と同じく箱型の砲塔だが、搭載されている砲はラインメタル社製ではなく国産のものであるなど微々たる違いは多い。2018年からマイナーチェンジタイプの輸出を行っている。
2020年で正式採用から30年を迎える本車は、使用砲弾JM33の旧式化も相まって(二世代古い)、若干旧式の感も見られるようになった。よって、現在配備中の中からC4ISRの一層の充実化やFCS、ALS(自動装填装置)の改良、モジュール装甲の追加装備を可能とするなどの能力向上が図られた。主砲も10式戦車と同じ乙型に換装され、火力の強化を図ったが、予算の都合上10式戦車量産のほうが都合が良いとして、数十両のみの改修に終わった。
10式中戦車
全長:9.5m
全幅:3.2m
重量:43t(全備重量:50t)
最大速度:70km/h
乗員:3名
武装:日本製鋼所製50口径120㎜滑空砲乙
主砲同軸7.62㎜機銃
12.7㎜重機関銃
史実と同じく世界初の第四世代戦車(自称)。でもやっぱりちょっとデカい。
旧式化した74式中戦車の代替戦車である。元々は90式戦車の改良型である予定だったが、開発側が「こんなに改造する位なら新しいの作っても何ら変わらん」としたため、新規設計の中戦車となった。優れたFCSを備えており、対空射撃を行うことも可能。
また、主砲は長砲身(55口径)のものに容易に換装出来る為、簡単に火力の強化を見込めるとされるが、山がちで森林の多い国内では取り回しに弊害が出る可能性があるので、あくまでも換装できる、と言うお墨付きなだけ。
16式機動戦闘車
全長:8.45m
全幅:2.98m
重量:26t
最高速度:100km/h以上
乗員:4名
武装:日本製鋼所製52口径105㎜ライフル砲
主砲同軸7.62㎜機銃
12.7㎜重機関銃
史実と同じ。
だが製造経緯は大きく異なり、96式装輪装甲車から発展したものである。
だが発展と言っても、96式装輪装甲車に105㎜ライフル砲を搭載する計画があったが技術的、性能的観点から計画が頓挫。本車はその際得られた成果を基に開発されている。
砲撃時の安定性は装輪車両にあるまじきものである。また、新型の17式|装弾筒頭付翼安定徹甲弾《APFSDS》(JM53-105)によって、主砲貫通力は初期の90式戦車に比類するものとなっている。さらに対装甲車戦において敵装甲車に有効な打撃を与えるべく、新規の20式低抵抗被帽付徹甲弾を開発。20式APCBCには少量ながら高性能炸薬が充填されており、貫通後の破片や運動エネルギーだけでなく、爆発による更なる破片の拡散、誘爆、炎上を狙ったものだった。しかし、現在ではその主敵となるであろう装甲戦闘車でさえ一部複合装甲を用いている。その為20式APCBCでは力不足になる懸念が浮上し、製造は少数になっている。他に、歩兵部隊の直接火力支援車となるべく、曳火砲撃が可能な多目的榴弾の開発も進められている。
少なくない派生型が製造される予定で、偵察隊向けに全方位の監視能力と後方監視員のスペースを設けた偵察車仕様が配備され始めているほか、通信機能、C4ISRの能力を段階的に高めた改良種も存在する。
60式自走無反動砲三型丙
全長:4.5m
全幅:2.66m
重量:15t
最大速度:44km/h
乗員:3名
武装:60式24口径106㎜無反動砲二型四門
12.7㎜重機関銃
本土では早々に退役した本車だが、関東軍では未だに使われていた。しかもほぼ原型を留めない超絶魔改造されてだ。
二門だった無反動砲は四門へ倍増、しかも無反動砲は改良が加えられた二型というもので、低伸性と精度、更に発射音や後方爆風が減少し発砲時の発見性を低減させている。スポットライフルがなくなった代わりにM2ブローニング重機関銃を装備。アルミ合金製だった車体は均質圧延甲板へ改められ、サイドスカートも常備し耐久性が大きく向上した。
スポットライフルがなくなった理由については、新型のレーザー+光学照準器によりスポットライフルを撃つことによってこちらの存在を知られるデメリットを無くす狙いがあるという。
乗員を防護する為に、車体はオープントップから均質圧延甲板製の密閉式となり・・・おにぎりのお化けみたいな事になった。その外観と性能から、舞台での愛称は『スーパーおにぎり』。
78式装甲戦闘車
全長:5.80m
全幅:2.90m
重量:15.5t
最高速度:55km
乗員:4名
武装:M242ブッシュマスター25㎜機関砲
機関砲同軸7.62㎜機関銃
リモート式12.7㎜重機関銃
前方7.62㎜機関銃
73式歩兵装甲車の車体設計を流用した上で、車体装甲をアルミ合金製から均質圧延鋼装甲(RHA)とし生存性の向上を図った。それだけでなく、外部取り付け式の追加装甲も装着可能。
武装満載で車内が少し手狭だが、元々が歩兵装甲車だった為、ある程度のスペースは確保されている。
主に関東軍が使用。
87式偵察戦闘車
全長:6.0m
全幅:2.5m
重量:約15t
最高速度:100km/h
乗員:5名
武装:エリコンKBA-0280口径25㎜機関砲
機関砲同軸7.62㎜機関銃
史実と同じく(史実は偵察警戒車)、敵情威力偵察を主任務とする。主に満州戦線でその主任務である敵情威力偵察で活躍していた。
2022年ごろに後継車が採用される見込みだが、しばらくは現役にとどまる。
88式火炎放射装甲車
全長:6.0m
全幅:2.5m
重量:約15t
最高速度:100km/h
乗員:4名
武装:67式大型火炎発射器改
機関砲同軸7.62㎜機関銃2丁
『87式偵察戦闘車』の車体を改造して、1967年に正式採用された大型の火炎発射器である67式火炎発射器を搭載し、歩兵の火力支援及びBC兵器、ゲリラ対策に造られた。部隊からの通称は「放火魔」。
前方偵察員は前方機銃員となり、後方偵察員は居なくなった。そのスペースにオイルタンクを搭載している。
が、この構造だと真後ろから攻撃された場合、重機関銃弾までならまだしも中〜大口径弾の直撃を頂戴するとイッパツでケツが『ダイナマン』である。
主に関東軍が使用。
89式歩兵戦闘車
全長:6.8m
全幅:3.2m
重量:約26.5t
最高速度:70km/h
乗員:3+7名
武装:エリコンKDE90口径35㎜機関砲
機関砲同軸7.62㎜機関銃
79式対船艇対戦車誘導弾(重MAT)
史実と同じ。上記の87式偵察戦闘車と同じく2022年ごろに後継車が現れる(無論、その後もC4Iの強化など改良を加えながらしばらく現役)。
96式装輪装甲車
全長:6.8m
全幅:2.5m
重量:14.5t
最高速度:100km/h
乗員:2+12名
武装:40㎜自動擲弾銃(甲型)
12.7㎜重機関銃(乙型)
連装重MAT+7.62㎜機関銃(丙型)
60〜120㎜重迫撃砲(丁型)
12.7㎜重機関銃+7.62㎜若しくは5.56㎜機関銃一丁(戊型)
105㎜ライフル砲(歩兵機動砲化計画のみ)
設計や運用思想は史実と何ら変わらないが、アメリカ軍のストライカー旅団を参考に『ソルファミリー』なるものをつくった。
甲型は初期車両、乙型は後期車両。武装以外に変更点は無い。丙型は対戦車ミサイルを、丁型は迫撃砲によって歩兵部隊の火力増強を図った。
これらを指揮するのが指揮通信車両の戊型である。更に戊型はソルファミリーのみでなく歩兵隊本部、砲兵隊本部など日本陸軍全体に置かれ、力を発揮している。
装輪試作(偵察)戦闘車
全長:6.8m
全幅:2.6m
重量:19.9〜22.1t
最高/水上速度:90〜100km/h/20km/h
武装:20式40㎜機関砲
機関砲同軸7.62㎜機関銃
+09式対船艇対戦車誘導弾(乙型)
乗員:3〜4名(+10名)
16式機動戦闘車のファミリー構想の内の一つ。前述の『87式偵察戦闘車』と『89式歩兵戦闘車』の後継車である。
89式歩兵戦闘車の後継車である乙型はモジュール装甲を装着することが可能となっており、またパックの装着により限定的な水上航行能力も保持する。
砲塔は無人砲塔となっており、新開発された40㎜テレスコープ弾はこれまでの機関砲弾と比べてコンパクトなサイズになっているため多数の弾薬を携行できる。
22年頃に採用予定ではあるが歩兵戦闘車を履帯式から装輪式にシフトして、無人砲塔とした事には軍事関係者や評論家からは賛否両論である。
装甲戦闘車型である乙型は、96式装輪装甲車戊型の後継車として改造可能なようになっている。
87式自走高射機関砲
全長:7.99m
全幅:3.18m
重量:38t
最大速度:54km/h
乗員:4名
武装:エリコンKDA90口径35㎜機関砲2門
史実と同じ。古くなってきたし、足は遅いしで退役迫る。退役した車輌は空軍に払下られるかマイナーチェンジした後に輸出される。
後継車が作られる予定。退役した89式歩兵戦闘車の車体を流用すると思われる。
ブッシュマスター軽装甲輸送車
全長:7.18m
全幅:2.48m
重量:14.5t
最高速度:100km/h
武装:5.56㎜MINIMI軽機関銃3丁
乗員1+9名
史実の陸自での『輸送防護車』である。邦人特別輸送や市街地での対ゲリラ戦闘などに使われる。IED(即席爆発物)、地雷対策のため底部にV字型の装甲帯をもち、高い耐久性をもつ。
車内容積が大きいため、戦場救急車にも使われる。
陸軍型VADS改(試製近接対空車両)
口径:20㎜
全長:4.29〜4.95m
重量:1,800kg
有効射程:1,200m
発射速度:1,000〜3,000発/分
空軍が基地防空のため使用しているVADS改を陸軍も使用の検討を進めている。VADS改は初期のVADSとは違いリードコンピューティングサイトを搭載したほか、測距レーダーによる精密射撃が可能となっている。
高機動車か、軽装甲機動車に牽引させて運用する方法と、退役した73式装甲車もしくは89FVの車体に搭載して運用する方法が考えられている。
すでにKBDがあるので不要、との声もある。
21式機動強化装甲
全高:3.3m
全幅:1.38m
重量:3.5t
最高速度:53km/h
武装:固定武装ナシ
乗員:1名
遮蔽物の多い市街地での戦闘を想定し、人型タイプの新しい車両(?)である。
人型であるため、装甲車両よりも瞬発力とその場の機動性に断然優れ、戦車よりも投影面積が少ない事もありRPGを始めとした対戦車ロケット弾も容易に回避できる(命中したらヤバいが)。
正規軍との戦闘を殆ど想定しておらず、重機関銃程度ならばまだしも、20㎜口径以上の砲弾を喰らうと見事に粉砕される。
固定武装こそないが、各種の武装ユニットを搭載可能である。
日本陸軍の砲煩兵器
78式牽引式155㎜榴弾砲(FH70)
史実と同じくNATO諸国で採用されているものを輸入、ライセンス生産したもの。
榴弾、榴散弾は海軍の38式55口径15.5cm単装砲と互換性がある。
名称に「牽引式」とあるが、一応の自走は可能ではある為完全な牽引式砲では無い。
79式牽引式155㎜榴弾砲
FH70と同等以上の砲を国内で単独開発できるかどうか、ということで作られた一品。性能的にはFH70にも勝とも劣らず、といったところで今後陸軍の榴弾砲は全て国産のものとすることが決定した。ただし、
外見は似ているが、自走用のエンジンが無いなどの違いがあり、その分軽量である。
83式203㎜自走榴弾砲
全長:10.8m
全幅:3.5m
重量:28t
最高速度:55km/h
乗員:4+8名
武装:日本製鋼所製38口径203㎜榴弾砲
12.7㎜重機関銃
史実の『203㎜自走榴弾砲』に相当する。
99式155㎜自走榴弾砲
全長:11.3m
全幅:3.2m
重量:約40t
最高速度:49.6km/h
乗員:
武装:日本製鋼所製52口径155㎜榴弾砲
12.7㎜重機関銃
史実の『99式155㎜自走榴弾砲』に相当する。又、これに使われる榴弾は海軍の『38式55口径15.5cm単装砲』と互換性がある。(装薬が違うが、弾体そのものは同じ)
19式155㎜装輪自走榴弾砲
全長:11.8m
全幅:2.51m
重量:24.8t
最高速度:100km/h
乗員:5名
武装:日本製鋼所製52口径155㎜榴弾砲 改 M780
FH70の後継として造られた、次世代火力支援車。搭載する砲は『99式155㎜自走榴弾砲』の砲をBAEシステムズの開発したM777 155㎜榴弾砲の技術を基に改良した物を搭載している。従来型と比べて30%近い軽量化に成功しているとされる。
装填方式はフランスの『カエサル』と同じ様に装填者は補助のみであり、最低でも6発/分の発射速度は備えている。
車体は突発的な戦闘が起こり得ることを想定して概ね5.56㎜AP弾程度の直撃に耐える構造となっている。また、砲架は車体との分離・接合が容易な構造になっており、本車の侵入が不可能な山岳地域にもヘリを用いて砲を配置する事を可能としている。(但し、別途に駐鋤を必要とする)
MLRS(多連装ロケットシステム)
全長:7.0m
全幅:3.0m
重量:25t
最高速度:65km/h
乗員:3名
武装:22.7cm×390cmロケット弾
史実と同じ。クラスター爆弾禁止条約を批准していないため、撒布型ロケット弾が使用できる。
17式多連装噴進弾発射装置
全長:7.15m
全幅:2.5m
重量:14t
最高速度:100km/h
乗員:3名
武装:22.7cm×390cmロケット弾
次発装填に激烈時間がかかるMLRS(約8分)よりも次発装填時間が短縮された(約2分)。3×2連装のロケット弾コンテナをそのまま変える方式を採用した。コンテナはMLRSとの互換性は無いが、ロケット弾は全く同じもの。
車体は73式大型トラックをベースとしており、履帯式のMLRSよりも機動性に富む。アメリカのHIMARSとほぼ同等の装備。
120㎜重迫撃砲RT
口径:120㎜
砲身長:2,080㎜
重量:582kg
射程:8.1〜12km
発射速度:6〜20発/分
M229 60㎜軽迫撃砲
口径:60㎜
砲身長:1,000㎜
重量:8.2〜21.1kg
射程:70〜3,490m
発射速度:20〜30発/分
18式81㎜中迫撃砲
口径:81㎜
砲身長1,620㎜
重量:44.3kg
射程:7,900m
発射速度:20発/分以上
L7A1 51口径105㎜ライフル砲
74式戦車の主砲である。史実と同じ。
日本製鋼所製50口径120㎜滑空砲
口径:120ミリ
砲身長:6.0m
重量:4.2t
有効射程:3,000m以上
砲口初速:1,800m/s
90式戦車の主砲である。史実のものは44口径だが、そもそも90式戦車のサイズが史実の物より大きいため、此方も国産の大型のものになった。(史実のものはラインメタル120㎜滑空砲L44)
10式戦車の主砲にもこの砲の改良型が使用されており、砲身延長型(55口径)も製造されている。
日本製鋼所製
52口径105㎜ライフル砲
史実と同じく16式機動戦闘車に搭載された火砲。性能などは史実と全く同じ。
バレットM82A2狙撃銃
口径:12.7㎜
全長:1,447.8mm
銃身長:736.7㎜
弾倉:10+1発
重量:12,900g
有効射程:2,000m
銃口初速:853m/s
部隊内での愛称は『単ブロ』『単発キャリバー』である。これはこの狙撃銃がM2ブローニング重機関銃(キャリバーとも呼ばれる)と同じ弾を使う事から由来する。
対物狙撃銃として特殊部隊などが使用する。
豊和M1500狙撃銃
口径:7.62㎜
全長:1,118㎜
銃身長:610㎜
弾倉:5発
重量:4,200g
有効射程:?m
銃口初速:?m/s
KBD80口径25㎜高性能7砲身機関砲
口径:25㎜
砲身長:2m
発射速度:2900〜4300発/分(選択可)
最大仰角/俯角:88°/-25°
最大射程:5850m
最大射高:3200m
初速:1105.9m/s
日本陸軍が局所防衛、防空の為にエリコン社製のガトリング砲をライセンス生産したもの。
空軍のVADSのように弾幕を張るのではなく、集弾性を持って敵飛行物体を撃破するものである。しかし、発射速度は通常、最低の2,900発の状態で数秒のバースト射撃で使用される。
VADSと比べ高威力で射程も長いがVADSよりも運用が面倒で、特に移動、展開時間がかかると言うデメリットがある。
その為、移動の際は馬力のある車両や大型トラックに牽引させる。
AKS-74UJ(81式ソ号5.56㎜騎銃)
口径:5.56㎜
全長:765㎜
銃身長:220㎜
弾倉:20発/30発
重量:2,720g
発射速度:650〜700発/分
有効射程:550m
銃口初速:870m/s
満州で関東軍が旧ソ連のAKS-74Uを鹵獲し、それを5.56㎜規格に改造したもの。当時の日本軍の主力小銃は64式7.62㎜小銃だったが、当時は世界的に小銃弾の小口径化が進んでおり、日本も5.56㎜小銃弾を使用する小銃の開発(後の89式小銃)を始めていたため、部品点数が少なく故障しにくいこの銃を関東軍に集中配備した。
構造が簡易なので大量生産が可能で、さらにある程度発展性があるため、89式小銃に並び、日本軍(正確に言えば関東軍だが)の主力カービンとなっている。
本土のカービンはM4A1が主流となっている。
89式小銃
現在では上部にピカティニーレールを常設し、左手側の構えも容易な様に改修された89式小銃(改)が生産され、旧来の89式小銃を押し出す形で配備が進められている。
40㎜自動てき弾銃
M2ブローニング12.7㎜重機関
74式車載7.62㎜機関銃
H&KMP5 JA1
9㎜機関拳銃
M4A1カービン
MINIMI 5.56㎜分隊機関銃
79式対船艇対戦車誘導弾
81式短距離地対空誘導弾
81式短距離地対空誘導弾(改)
81式短距離地対空誘導弾(改二)
87式対戦車誘導弾
88式地対艦誘導弾
91式携帯地対空誘導弾
93式近距離地対空誘導弾
01式軽対戦車誘導弾
01式軽対戦車誘導弾(改)
03式中距離地対空誘導弾
03式中距離地対空誘導弾(改)
09式対戦車対船艇誘導弾
11式短距離地対空誘導弾
12式地対艦誘導弾
12式地対艦誘導弾(改)
カールグスタフM2
カールグスタフM4
20式40㎜機関砲
日本陸軍の航空機
対戦車ヘリAH-1S「コブラ」
全長:16.16m
全幅:13.4m
全備重量:4.5t
巡航速度:256km/h
乗員:2名
武装:『TOW』対戦車ミサイル
ハイドラ70ロケット弾
3銃身20㎜機関砲M197等
当初は『AH(J)-1隼』の性能が思わしくなかった為、この機体を輸入、ライセンス生産した。
今となっては古い。そろそろ全部変えてもいいじゃ無いかってくらい古いが、未だに十数機くらい現役。メッチャ改造した奴がある。
対戦車ヘリAH-1SJ「コブラ改」
全長:17.2m
全幅:14.6m
全備重量:7.5t
巡航速度:287.6km/h
乗員:2名
武装:3銃身20㎜機関砲M197
『TOW』対戦車ミサイル
BGM-114ヘルファイア
AAM-5 09式短距離空対空誘導弾
ハイドラ70ロケット弾
AIM-92スティンガーミサイル等
1999年に開発された多分アジア最強のコブラ。性能的には米軍の『AH-1Wスーパーコブラ』とその発展型である『AH-1Zヴァイパー』の中間かそのちょっと上くらい。対戦車攻撃のみならず敵のヘリコプターに対する対空戦闘能力をも持つ。
海上での運用も想定されているため4枚になったブレードには折りたたみ機構が備わっている。
完全にグラスコックピット化されており、日本で初めてHMDを搭載。それは国産のもので、目標を視認するだけでロックオンを可能としている。
海外からは『ジャパニーズコブラ』ないし『ネオコブラ』とも称される。
AH(J)-2 93式戦闘回転翼機『鍾馗』
全長:17.8m
全幅:14.7m
全備重量:10.5t
巡航速度:296.2km/h
乗員:2名
武装:M230J1 30㎜チェーンガン
BGM-114ヘルファイア
AAM-5 09式短距離空対空誘導弾
ハイドラ70ロケット弾
AIM-92スティンガーミサイル等
既に退役した『AH(J)-1隼』と旧式化し始めた『AH-1Sコブラ』の後継機。乙型は米軍の『AH-64Dアパッチ・ロングボウ』に匹敵する機体で、登場時「アジア最強のヘリコプター」とすら呼ばれた。その外観もアパッチによく似ており、4枚ブレードの上部に大型レーダーを搭載している点も同じである。また現在も配備が続く丙型は、飛行性能、状況認識能力や無人機制御能力など、米軍のアパッチのブロックIII、俗に言う『アパッチ・ガーディアン』に比肩する能力を持つ。機関砲に関しては勝っており、M230を日本仕様に改良したM230J1は、初速が大幅に上がっており(805m/s→998m/s)、対空戦闘能力が強化されている。また、初速の上昇に伴い貫通力の高いJM118徹甲焼夷弾が開発され、実用化している。
現在運用しているのは、大型レーダードームを搭載した乙型と丙型である。因みに、部隊では『マツタケ』とか『キノコ頭』とか呼ばれる。
運用されなくなった甲型は諸外国に売却された。
OH-1 68式回転翼偵察機『くノ一』
全長:9.24m
全幅:8.05m
全備重量:1.8t
巡航速度:256km/h
乗員:1〜4名
武装:固定武装ナシ
74式7.62㎜機関銃
MINIMI5.56㎜機関銃
ハイドラ70ロケット弾
この機体は汎用回転翼機として開発が進んでいたが試験機のその小ささ故に回転翼偵察機として製作された。
元々日本軍は小型の回転翼機の開発には長けていたが大型のものになるとその経験不足露呈。それ故どうしても小型化せざるを得なかったのである。しかし元々が汎用回転翼機として開発が進んでいただけに、そのサイズの割りに意外と使い勝手が良く、様々な改修や改造を受けながら現在でも長く使われている。
OH-2 97式回転翼偵察機『忍者』
全長:13.4m
全幅:11.6m
全備重量:4t
巡航速度:270km/h
乗員:2名
武装:固定武装ナシ
AIM-92スティンガーミサイル
AAM-3 90式空対空誘導弾
AAM-5 09式空対空誘導弾(後期型のみ)
絶対的な偵察能力に欠けるきらいがあったOH-1『くノ一』の後継として造られた。性能が高いばかりに値段が高く未だOH-1を代替するに至っていない。史実と同じく優秀なヘリコプター開発者に贈られる米国の権威的なハワード・ヒューズ賞を、アメリカ以外のプロジェクトではじめて受賞した。
2020年までエンジントラブルに起因する飛行停止処分を喰らっていたが、エンジンの換装、それに伴う機体の改修によって飛行を再開した。
初期型は共同交戦能力などの現代戦に欠かせない能力が無かったが、改修によって順次それらの能力を獲得している。
UH-1(イロコイ)
史実と同じ。
CH-47J
史実と同じではあるが、全機がチャフ・フレアディスペンサーやミサイル警報装置、特殊防弾鋼、EAPSを装備している。2021年から最新型であるCH-47Fの受領を開始している。
空技廠UH-3B/C
75式汎用回転翼機乙型・丙型
史実でのUH-60Jブラックホークのポジション。
MV-22J
チヌークの一部代替の為配備。
しかし旧型のチヌークの退役が進む一方、オスプレイの調達速度が遅く、陸軍のヘリボーン能力に一部空白ができてしまっている。
HQ-1A 17式無人回転翼機(山烏)
無人回転翼機。海軍では77式だが、陸軍で使用する機体は『17式』と呼称される。
約300kgのペイロードを活かして物資輸送にも使われるが、もっぱら偵察や軽攻撃に使われる。
RQ(J)-3B 99式旅団無人偵察機
(蒼烏乙型)
低、中高度で使用される偵察用無人機。小型の回転翼機で、全長は3m程。
ステルス性を意識して幅も20数センチしかなく、スタブ翼を含めても50cm無い。
また、スタブ翼下に少数ながら武装を携行できる。(軽機関銃など)
RQ(J)-4B 11式中隊無人偵察機
(子烏乙型)
空軍で使っている『RQ(J)-4子烏』を陸軍仕様にしたもの。今や日本で『子烏』と言えばこっち。
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日本陸軍が実行中の計画、構想
陸軍外国人部隊創設計画
元来、就職先の少なさや社会的差別などによって軍に志願という形で入隊する外国人(特に在日朝鮮、満州人)が多かった。しかし、軍においてもそう言った差別は無くならなかった。
そこで外国人のみの部隊を設ける事を陸軍は現在進めている。規模は旅団から師団程度になると思われる。
自動対人制圧システム開発計画
将来起こり得る非正規戦闘および突発的、偶発的戦闘に隊員を無駄に犠牲にさせないため、言わばロボットに対人戦を行わせるシステムである。
人道的問題が指摘されている。
超低観測性回転翼攻撃機(Jゴースト)計画
マトモなレーダーを持たないゲリラ及びテロ集団に対する攻撃手段として、開発が進められている。
秘匿名称は『AH-88』。初期構想段階では『グレイゴースト』とも呼ばれていた。
既に試作1、2、3号機は製造されており極めて高いステルス性を示し、“世界で最も静かなヘリ”とすら呼ばれる。初期生産型は液晶型LOE(低観測機器:LowObservabilityEquipment)を搭載する。
将来主力戦車に必要な諸技術の研究、開発
既存戦闘車両への市街地戦生存性強化キッドの開発(これに連動し『戦車用アクティブ複合環境生存強化キッド』を開発)
車両搭載型軽量レーダー・カメラ複合システムの開発
次期地対艦誘導弾の開発
地対空誘導弾のパッケージ化、現有車両に搭載する研究
次期地対空誘導弾の開発、研究
超音速滑空弾の開発研究
個人携行用マイクロミサイルの研究開発
将来統合戦闘データ・リンクシステムの開発
将来個人携行対空誘導弾の研究、開発
将来個人用統合武器システムの研究
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