海軍沿岸戦闘群
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海軍沿岸戦闘群
海軍で日本沿岸や日本近海での戦闘、警戒を任務とする部隊。使用艦艇はコルベットやフリゲート級の小〜中型の艦艇で、数種類の航空機も使用している。
聯合艦隊等よりも海上保安庁と連携する事が多い。それでも、日本の長い海岸線を常に守り通すにはギリギリだと言われる。また、朝鮮半島の沿岸部の防衛にも当たっている。
梅型沿岸警備艇
全長:50m
全幅:8.4m
基準排水量/満載排水量:200t/230t
速力:45kt
出力:16,200馬力
武装
39式62口径76㎜単装速射砲1基
SeaRAM近SAM11連装発射基1基
5式12.7㎜重機関銃2号甲型二丁
4号型ミサイル艇を改造して沿岸戦闘艦とした艦艇。2003年から就役しており、2010年に建造終了。同型艦は10隻。4号型ミサイル艇に搭載されていた4発のミサイルを取り外し、代わりにSeaRAM近SAM11連装発射基を搭載。
4号型ミサイル艇
全長:50m
全幅:8.4m
基準排水量/満載排水量:200t/240t
速力:44kt
出力:16,200馬力
武装
39式62口径76㎜単装速射砲1基
45式連装誘導弾発射筒2基
5式12.7㎜重機関銃2号甲型二丁
史実での『はやぶさ型ミサイル艇』に相当する。各鎮守府に3隻、計12隻配備されている。小型艦ながら対艦ミサイル4発を装備する。同艦型は状況によっては大型艦とタイマン張れるほどの能力を秘めている。あとステルス性高い。
竹型沿岸戦闘艦
全長:106.5m
全幅:16.6m
基準排水量/満載排水量:1,200t/1,570t
速力:38kt
航続距離:22ktで3,000浬
出力:48,000馬力
武装
39式62口径76㎜単装速射砲1基
SeaRAM近SAM11連装発射基1基
5式12.7㎜重機関銃2号甲型二丁
回転翼機1機
2010年から就役している日本海軍の沿岸戦闘艦。固定武装はアメリカ海軍のフリーダム級やインディペンデンス級とほぼ同じ。固定武装以外にヘリポートに対艦ミサイル、対潜用具一式、機雷戦用具一式等とモジュール化させ、多種多様な装備を臨時に装備、対応できる。しかし建造着手直後に、より大型で汎用性が高く実用的な“3900t型護衛艦(後の『日振型DEM』)”の建造が決定したため、建造数は2隻のみ。(似たコンセプトである米海軍のLCSが失敗に終わったと言う背景もある)
天候によっては、外洋での行動も可能である。
日振型駆逐護衛艦
全長:129.2m
全幅:13m
基準排水量/満載排水量:3860t/4220t
速力:35kt以上
航続距離:不明
出力:64,000馬力
武装
36式67口径10cm単装速射砲1基
RAM近SAM21連装発射器1基
76式垂直誘導弾発射装置16セル
28式3連装短魚雷発射基2基
77式4連装誘導弾発射器2基
5式12.7㎜重機関銃2号甲型二丁
回転翼機1機
UUV2機
ステルス性、汎用性に優れた全く新しいコンセプトの多用途護衛艦。『竹』型の拡大発展型とされる場合も多いが全く別物である。沿岸戦闘群の警備艇隊の旗艦として、また海軍の旧型護衛艦の更新と艦艇数確保のため大量に増産される予定。
通常の艦艇として最低限の武装を持つ上、戦術データリンクを基にした高度な艦隊戦術を可能としており、その能力は高いものである。さらに水中無人機(UUV)を用いた機雷敷設、掃海能力をも有している。
レーダーマストに埋め込まれる形で配置された新型レーダーFCS-4はFCS-3に追加装備されたタレス社のAPARの技術を一部採用したESSM誘導用Xバンドレーダーに改良を加え捜索、追尾機能を付加したもので、元のCバントレーダーであるFCS-3と比べ探知距離と同時追尾数に劣る反面、低高度目標の対処能力やECCM能力が向上している。
上記の点を踏まえると、殆ど外洋型の戦闘艦である。本艦型は有事の際、連合艦隊と共同して外洋に展開することも考慮されている。
艦種はDEM。
95号型哨戒艇
全長:41.5m
全幅:12m
基準排水量/満載排水量:180t/230t
速力:24kt
出力:5,700馬力
武装
39式62口径76㎜単装速射砲1基
5式12.7㎜重機関銃2号甲型二丁
3連装アスロックランチャー1基
日本の沿岸部を守る日本海軍の真の意味での守護者。大きさの割には優れた指揮系統能力と通信性能をもつ。
基本的に2〜3隻で1グループ。日本の主要な港全てに2グループ単位で配備されている。安い。でも波浪にメッチャ弱い。
44号型警備艇
全長:20.2m
全幅:5.3m
満載排水量:52t
速力:33.1kt
出力:1,000馬力
武装
KBD80口径25㎜7砲身機関砲
5式12.7㎜重機関銃2号甲型二丁
かつて日本海軍は米海軍のPTボートに苦しめられていた。そこでインド洋封鎖作戦の為PTボートに相当する軽量小型、量産性に優れる小型艇を日本海軍は欲し、それにより作られた魚雷艇がこの船艇のご先祖さまである。
意外にも発展性があり、大量生産に向いていたため、現在でも哨戒艇として使用される。
欠点として、制作当初に当時使用していたエンジンが零戦に積まれていた決して出力の大きく無い『栄』エンジンだった為、船体の幅が狭く波浪に超絶弱い。
武装のKBDは半自動制御であり、発射速度も落とされている。(500〜900発/分程度)さらには大量の機器を搭載した事で元型よりも数t重くなっている。
主に、地方や小さな港に2〜4隻単位で配備されている。
呂355型偵察潜水艦
全長:53.2m
全幅:5.8m
基準排水量/水中排水量:580t/792t
水中/水上速力:23kt/10kt
航続距離:不詳
出力:3,800馬力
武装
533㎜魚雷発射管2門
日本海軍沿岸戦闘群の偵察を主任務とする小型の潜水艦。前型をベースに魚雷発射管と搭載本数を減らし、セルの指揮通信性を強化、新型タイルの使用によりステルス性が向上している。沿岸や浅瀬での戦闘を考慮されているので実に多彩な種類の迷彩塗装がほどこされている。
だが、”外洋に出るには艦が小さい”とか”そもそもちっこい潜水艦での偵察は危険”などと言った声がある。
上記の理由などから偵察潜水艦では無くどちらかと言えば工作用潜水艦なのではないかとも言われる。
よく「沿戦群」とありましたが、沿岸戦闘群の略ですね