第7章:数学参考書各論 ~ 数研出版・・・『チャート式数学シリーズ』(2)
・・・ぼくはですね、
現役の高校生だったときに、
教科書の併用教材として、「黄色チャート」を買わされました。
これよりあとは・・・
今後述べていくような、実にさまざまな、バリエーションに富んだ参考書にも触れていきますが・・・
この「チャート式シリーズ」・・・ぼくは、しつこいようですが、大嫌いですね。
異様にブ厚いのもそうなんですが・・・
類題の解説・解答としての「別冊」と、本体が分離するのも、気に入らない。
・・・非常に使いづらいです。
シンプルでスッキリしたレイアウトはOK牧場なんですが・・・
前章でも書いたように、
「途中計算」や「式」を、省略しすぎです!
どの章においても、「同じ体裁」でやろうとするから・・・
1ページの中に、無理やり、なんでもかんでも情報を詰め込もうとするから・・・計算や式が省かれてしまって、
そんな「ムチャクチャな設計」になっちゃうんですよ。
・・・何度もいいますけど、
いちばん易しい「白チャート」でさえ、
けっして、初学者の独学には向いておりません。
不親切な設計で、イライラしてきますね。
ちなみにぼくは・・・
黄色を除く「白・青・赤チャート」を、「ⅠA・ⅡB・Ⅲ(= 当時は、Cがなかった)」とすべてそろえましたが、
結局、ぜーんぶ売り飛ばしてしまい・・・
もう、いまさら、あらためて買い直すつもりはないですね。
「やり直し学習」なら、
もっとイイ教材があるのではないか・・・
そのように感じます。
それにつきましては、
次章で述べていきます。
追伸:
参考動画を挙げておきます。
3つともに、UP主様の動画は・・・ぼくがいま、イチオシする先生のページ・・・
「ガチでノビる受験数学 東大医学部の解説動画」様の中にあります。
もちろん、フツーのYouTube検索でも探せますよ。
『【アリ?ナシ?】白チャート徹底解説』
『【青チャートよりいい!?】黄チャート徹底解説』
『【青い悪魔】青チャート徹底解説』
(※)ちなみに、わが母校「矢板東高等学校」の進学クラスで、平成時代の後輩の女子高生が、矢板市の図書館に持ち込んできていたのは・・・「青チャート」でした。