第2章:名作ドラマ『やまとなでしこ』より、中原欧介の名スピーチ紹介❤️
・・・2000年に放送された、松嶋菜々子さん主演の、
『やまとなでしこ』という、恋愛ドラマがあります。
ぼく個人が、最高傑作と評する、
若い皆さんにもイチオシしたい・・・
マジで、すばらしすぎるドラマ。
劇中、若き日にアメリカで数学者として大成する夢を見ながら挫折し、あるキッカケを経て、ふたたび数学への道を志してゆく、35歳の男性のスピーチの場面が出てきます。
中原欧介を演じる堤真一さんによる、
友人の数学者である、岡本氏と、彼の妻のゆりさんを祝福した、
結婚披露宴での即興のスピーチが以下の引用文となります♪
・・・本当に、日本ドラマ史に残るような、そんな素敵なスピーチで、
いまなお、このドラマのファンから、高く評価されている、「名スピーチ中の名スピーチ」となります。
☆ ☆ ☆ ☆ ☆
「・・・えー、突然、なので、
何をしゃべったらいいのか・・・。
あぁ、そうだ・・・。
ファインマンは、
物理学者のリチャード・ファインマンは、こんなことを言ってます。
数学や物理というのは、神様のやっているチェスを横から眺めて、そこにどんなルールがあるのか・・・どんな美しい法則があるのか・・・
探していくことだ、と。
・・・最初からそんな法則はない、と思うこともできます。
この宇宙で起こっていることはすべてデタラメで、
意味のない出来事のくりかえしばっかりで。
だとしたら、
数学者たちは、何もすることがなくなってしまうんです。
・・・そんな退屈な宇宙に住んでいること自体、嫌気がさしてしまう。
でも岡本は・・・
『チェスの謎』を解くことをあきらめませんでした。
おまけに、ゆりさんのような人と、めぐり会うことができた。
ひょっとしたら・・・
人と人が出会うことも、そのルールに則っているのかもしれません。
・・・もしそこに、何かのルールがなかったら、
ふたりがどこかで出会っても、
そのまますれちがって、
かかわりあうことも・・・
言葉を交わすこともなかったはずなのに・・・。
・・・宇宙のかたすみの、この会場で、
ぼくたちがこうして集まることができたのも、
そして今日・・・
ぼくたちがこんなに、ハ・・・ハッピーなのも、
岡本が、たったひとりの女性とめぐり会ってくれたおかげです。
『運命』という、いちばん難しい謎を今日・・・
彼が解いてくれたような気がします。
・・・おめでとう。」
☆ ☆ ☆ ☆ ☆
以上です。
参考までに、上記のセリフの大元の、
YouTube動画も紹介しておきますね❤️
このあと、ぼくのインスタ『ワンダーランド』でも、同様に紹介してきます♪
【『やまとなでしこ 』名場面】
→ UP主様は、「Venezia」様。